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the Easy Anglers

フローターバサーへの道!

このコーナーは、おかっぱりバサーの私が ウェーダー購入からフローターでの釣りにいたるまでを 1年半にわたって連載形式で紹介してきた内容をまとめた物です。

もちろんいっぺんに一式そろえてしまってもかまいませんが、 私のように長期にわたって段階を踏んで釣りのスタイルを広げていく 方法なんかも参考にしていただけると幸いです。

CONTENTS
ウェーダーを買いに行く
ウェーディングの釣り
フローターを買いに行く
フローターでの釣り

ウェーダーを買いに行く

探検隊
装備完了!
バックは吉井川(岡山県)です
ウェーダーというのは写真のようなつなぎのことで、 一歩間違えると魚屋さんです(笑) まぁこれだけあっても立ち込みの釣りで十分に釣りの範囲が広がります。
そこで、まずはウェーダーだけを買って、 水に入って釣りをすることになれていきたいと思います。

ウェーダーの形状は色々

ウェーダーの形状には長靴の延長のような膝下までしかない物から、 胸のあたりまであるチェストハイタイプまであります。 将来的にフローターをするのであれば、当然ながらこの チェストハイタイプが必要になります。

もう一つ、足元なんですが、 長靴が一体型になっているもタイプの物と、 ストッキングのようになっていてその上から ウェーディングシューズを履くタイプの物とがあります。

後者の方は歩きやすく、 渓流釣りのように立ち込むというよりは 瀬を歩きながら釣り上がっていくような用途に向いています。
ウェーダー自体の価格は割安ですが、 専用のシューズだけで2万円前後してしまうので、 バサーにとっては前者の方が一般的と言えます。
ただフローターだけで使うのであれば、 ストッキングタイプに普通の スニーカーをはいて 使うなんて方法もあるようですよ。

ウェーダーの素材も色々

続いて材質ですが、大きく分けて3タイプが挙げられます。 下に表にまとめてみました。

ウェーダーのタイプと特徴
ウェットスーツタイプ ダイバーとかが着ているウェットスーツと同じような材質。 保温性に優れる。 1.5万〜
ゴアテックス 通気性に優れた特殊素材。非常に高い!ピンホールにも弱いらしい。 4万弱〜
ナイロンタイプ 非常に安価で長持ち。何よりコンパクト。 ただし保温性に乏しい。 5千〜3万程度

私はこれまでナイロンタイプの物を3つ使ってきました。 ひとえにナイロンタイプといってもピンきりでして、 内側がゴム張りになっている通気性に乏しい物から、 やや高価で通気性に優れた物まであります。
実際に使ってみると、値段的な物も考えると 通気性ってどうでもいいような気がします。 安い物では5000円をきる物もありますから、 まずはこれを買って、そのあとでさらに時期的な幅を広げるために ウェットスーツタイプの物を買ったり、 あるいは通気性の良い物を買ったりすればよいと思いますよ。

ウェーダーでの釣り

ウェーダーを購入していよいよ立ち込んでの実釣となるわけですが、 水に入る前の注意点をここで確認しましょう。

防寒は十分に
水に浸かる以上、真夏でない限りからだはかなり冷えます。 特にナイロンウェーダーは、防寒という点では無防備に近い物があります。 私はチノパンとテニスのシャカシャカしたやつを2重にしてはいてます。

ウェーディングベルトをきちんと締めましょう
ベルトは決して飾りではなく、 入水を防ぐ役目を果たしています。 もしころんで水が入ってくると、立ち上がることが出来なくなり大変危険です。 別売りでもある(1000円ぐらい)ので必ず用意しましょう。

靴底は大丈夫?
一般的にウェーダーの靴底は、 藻などで足を滑らさないように分厚いフェルト張ってあります。 使っているうちに剥がれてしまったり、 ツルツルになったりしてしまうので、 そうなったら新しいものと交換しておきましょう。
一般的な釣り具屋でも 鮎コーナーなどにおいてあります。

さぁ準備が出来たらいよいよ入水です。

まずは砂浜から

これぞ群集心理?
何もウェーダー着てまで…
初めてウェーディングをするのであれば、 まずは砂浜のような場所から慣れていくのがいいでしょう。 琵琶湖で言うと湖西一体がポイントとなります。 特に河口付近などは、底が細かい砂利質で足場が良いのでやりやすい上、 比較的遠浅なのでウェーディングでのアドバンテージがいきてきます。 ただ最近はウェーディングバサーの数もかなり多く、 こういった場所は ウェーダー銀座と化しているのも事実ですが。

眠り狂四郎、高梁川見参
引きずられるぅ〜
円月殺法うけてみよ!
50弱、惜しいっ
やっ、殺られた〜
さて入水したら腰ギリギリまで入らずに、まずはひざ上ぐらいまでで慣れていきましょう。 実際入りすぎると投げにくくなって、逆に遠くまで届かなくなってしまいます。
攻め方としてはバイブレーションやクランク、スピナベなどで広く大胆に。 トップも面白いですが、竿先を下げることが出来ないので アクションはいいかげんになってしまいます。 バズベイトやスイッシャー等がおすすめです。

真夏のリバーバッシング

ウェーディングで最も行動範囲が広がるのは川ではないでしょうか? それまでは移動する時にはいったん土手まで上がってまた降りて、 と言う具合ですが、 ウェーダーを着ていれば岸際にキャスティングしながら ざぶざぶと移動でき、テンポ良く攻めることが出来ます。

ただ川の流れは見た目以上の重さがあって、 「腰まで浸かって」と言うスタイルは非常に危険です。 あくまでも「川辺を移動しながら効率よく」と言う考え方で攻めて見てください。

フローターを買いに行く

さて、いよいよフロータを買いに行きますが、 ひとえにフローターといっても色々と種類がありますので、 まずはその辺を紹介しておきましょう。

フローターの種類って?

釣れなくったっていーんだ
(by 江口?)
菅沢ダム(鳥取県)にて
フローターはそもそもタイヤのチューブ を改良して発展してきたもので、 この基本的なタイプがO型タイプです。 実際インナーに普通のタイヤチューブを使っているものが多く、 当然安価で入門者向けと言えます。
これの発展型として、後方が船の先端のような形状になっている デルタ型というのもあります。

O型の最大の欠点は、 乗り降りのしにくさ!ホントこれに尽きます。 このストレスを解消したのがU型タイプで、 前方が開いた状態になっていて乗り降りが楽になっています。 が、当然インナーチューブはフローター専用の特殊なものになるので O型よりやや高価。
もう一つ欠点としては、前方の開いている部分を支えている バーがついているのですが、これがしっかりとしたものでないと 水に浮いた時に両脇から挟まれたような状態になってしまうので、 購入の際には実績のある物を選んだ方がよいでしょう。
また、これもO型同様先端の尖ったようなV型という発展型もあります。

この2タイプのほかにH型タイプと言うのもあります。 これは2本のバナナボートを平行に並べたカヌーのようなもので、 物によってはオールなんかも付いていて他の2タイプとはちょっと異なる。 はっきり言ってこれを買うんなら ゴムボートを買った方がいいじゃないかな?

代表的なフローター

ここで具体的なフローターの機種を紹介していきましょう。
最近はブームにもなりつつあって、 多くのメーカーからフローターが出ていますが、 その中でも老舗ブランドとして、 RivalleyBuck'sOutfitters、 各社の代表機種を紹介しましょう。

Rivalley Buck's Outfitters
O型 FTミラージュ、FTステレス
SFS-104デルタ
カットスロート、ハイ&ドライ
トップガン
スティルウォーター
アルティメイト
U型 SFS-105
SFS-107デルタ
ムスタング
ブリット

H型 FT-95 PK-コルト サウスフォーク スカウト

上の表で各タイプ2列に分けて書いているのは、 上段が比較的入門的な機種で、下段が上級機種となっています。 が、標準的な装備に関してはどの機種も十分と言えるでしょう。
ではここで基本装備について少し説明しましょう。

フローターの全貌

シート
ここに座るわけですから、しっかりした強度が必要です。 位置調整は通常前方のベルトのみとなりますが、 上級機種には複数点で調整可能な物もあります。 またより快適さを追求して、 チューブ内側の穴が四角くなっている物などもあります。

エプロン
ルアー付け替えなどの作業台の役目をします。 これがついていない物は論外といっていいです。

フィン
水中ではこれをはいて移動します。 大きいほど推進力はありますが、 体力的な負担も大きくなりますし、 操作性や陸上での移動、 装着のしやすさなどを考慮する必要があります。

ポケット
ルアーなどを収納します。 私の持つリバレーの物は両サイドと後方にあって、 3食分の弁当も十分つみこめます。

大き目の後方
上述の3社の製品であれば、 重心の位置を考慮して後方が大きめの作りになっています。 これは非常に重要なポイントで、 そうでない物だと魚とのやりとりの際などに大きく傾き危険です。 また、ロゴマークの部分にはサブチューブが入っていて 背もたれの役目もしていますし、 色使いも他のボートなどから見やすいように考えられています。

その他に
私の場合、別売りの肩ベルトを装着しています。 これは陸上移動の際に、フローターに入った状態で フローターを肩にかけてに動けるという物で、 両手がフリーになりますから入水、 あるいは上陸時に非常に便利です。
上述3社の製品であれば、 これらアクセサリーが取り付けられるよう、 各所にリングがついています。

さぁ買いましょう

まず何を選ぶかですが、H型を買おうという方は別として、 O型にするかU型にするかは意気込みでしょう。
私の場合はとにかくベーシックなものが好きなので、 O型の入門タイプにしようと思いました。 その中でも色使いのシンプルなデザインの、 RivalleyのFTミラージュがいいと思いました。

さて次にその買い方ですが、普通はショップで買えばいいんですが、 物が大きいだけに店頭でそうたくさん見比べることは出来ません。 そこでお勧めなのが通販です。 2月から夏頃までの雑誌にはこの手の広告がたくさん出ています。 私の場合はRivalleyを扱っていること、値段の安さなどから考えて、 つり吉を利用しました。
このつり吉は通販だけでなく店舗も構えているので安心ですし、 インターネットで買い物が出来るという手軽さがあります。 在庫も豊富ですので入金して3、4日 あれば届いてしまいます。 しいて欠点を挙げると、お店とのやり取りが電話ではなくメールなので、 多少レスポンスが遅いという点があります。

通販はちょっと…、と言う方のために、 フローターを各種展示しているショップも紹介しておこうと思います。

これもお忘れなく

フローターでの釣りを楽しむためには他にこんなものも必要です。

ポンプ
これがないとねぇ…
基本は車のシガーライターにつないで使う電動の物になります。 これは容量の大きい多少いいものを買った方が良いと思います。 もう一つその予備として、フット式の物もあると便利です。

ライフジャケット
正直面倒なんですが、 これも一応用意しておくべきです。 基本機能をおさえたシンプルな物なら1000円くらいからあります。

フローターでの釣り

さあいよいよあこがれのフローターでの釣りが 現実のものとなる時が来ました。 最初はウェーディングから水に浸かって釣をする感覚になれ 徐々にステップアップしてきたわけですが、 とうとう足の付かない場所まで行ってしまうわけですから、 まずは慎重に行きましょう。

フローターの準備

エンヤートット前は〜
後ろは工事現場
フローターは外側を覆うカバーのほかに、 インナーのメインチューブと背もたれに入れるサブチューブからなります。

メインチューブを膨らましてからだとサブチューブを入れにくくなるので、 まずはサブチューブの方から入れましょう。 外で半分ぐらいまで膨らましてから背もたれにセットし、 その後で十分に空気を入れます。 たいした大きさじゃないので口で膨らましちゃいましょう。

続いてメインチューブをセットする訳ですが、 これを膨らますにはポンプが必要です。 膨らますのに電動ポンプで約10分、 フットポンプでは2気筒のもので20〜30分くらいかかりますから、 やはり電動を持っておく方がいいでしょう。

この辺で許しといたろ
ムッチリ系ですなぁ
さて膨らます加減はどの程度なんでしょう?
膨らましてみるとフローターってきれいなドーナツ型じゃないんです。 重心の関係から前に比べて 後ろの方が大きくなっています。 だから膨らましていくと、すぐに前だけパンパンになってしまいます。

実は一番最初、これ以上入れていいもんか心配になって、 その状態で入水してみたんだけど、 動くたんびに脇から水が入ってびしょびしょになってしまいました。 ここは戸惑うことなく更に空気を入れるべし。 するとだんだん後方もはってきて、写真のような形になります。 カバーの縫い目とかの細かいしわがなくなる程度が目安。 膨らんでいく途中で全体をゆすったりしてなじませることが大事です。

いよいよ入水

準備が整ったらいよいよ入水。 さてさて何処へ行きますか。

フローターは人力で動くわけだから、 当然水中での移動できる範囲は限られますが、 陸上での機動力、狭いところでも入れるコンパクトさを 活かしてポイントを選んでいきましょう。
具体的に言うと、レンタルボートなども無い小さな野池。 淡路や東播の野池群はまさに絶好ですね。 特に谷あいを堰き止めた高台の池なんかだと アルミボートも降ろしづらいので フローターパラダイスです。
ただ野池は底が泥質な場合が多く、入水には十分な注意が必要です。 スムーズに入水できない場所ではとても上陸はできません。 野池での入水は緩やかな護岸されたところや、 水の流れていない取水口などから行うようにしましょう。

さて一方琵琶湖のような平地のナチュラルレイクでは どんな所を攻めたらいいんでしょう?
フローターはゴムボートほどじゃないけど、 やっぱり波風には結構弱い。 だからあんまり開けた場所とかには向いてないので、 ボートとかでは攻めにくいワンドの奥まったところや、 こまめに動ける利点を生かしてアシ林の 入り組んだ場所などを攻めるのがよいでしょう。
私の場合は特に水質のよい湖北の大浦から月出辺りで楽しんでいます。 西の湖周辺の水郷まわりなんかも楽しいんじゃないかな?

楽しいったらありゃしない

おかを離れたおかっぱりバサーの運命やいかに。 イヤー、これがファーストキャッチまで結構苦労したんだな。

御満悦
なんでしょう、この楽しさはっ!

フローターでの釣りのイメージって言うと、 山間のリザーバーでトップウォーターってのがお約束ですよね。 でも本当はそんなお約束が何もないのがフローターなんです。 だって浮き輪で釣りするなんて発想が そもそも型破りでしょ。 私のファーストヒットはウィードエリアのミノー打ちでした。 しかも40cmの良型。もう最高です。

皆さんも是非この楽しい釣りを体験してください。

連載終了 '99年4月2日

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