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'03 Diary



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へら釣り日誌
Hera Fishing Diary
9月23日(火) 相模川千代田下

天候データ
天気:曇り 風:中 気温:さぶい(10月中旬並み)

飛び石連休の穴となる昨日を休暇でうめて、 4連休にしていざ裏磐梯へ!と思っていたのに、 またまた台風による大雨でおじゃん。 今年はこんなのばっかり。
昨日の午後になってようやく天気も回復してきたので、 今日は満を持しての釣行。

現地に到着したのは14時前。 久々の晴れ間と言うこともあって、珍しく人が多い。 が、いつものポイントにいた人がタイミング良く帰ったので、 運良く入ることが出来た。
それにしても、今日は雨上がりで多少濁りが入って良いんじゃないかと思っていたのに、 逆に水が入れ替わってすこぶるクリア。 おまけに日差しがなく風もあってめちゃめちゃ寒々しい。 全く釣れる気配なし。 人は多いけど誰も竿曲がってないし…

釣り方 12尺 バランスの底 グルテンセット
道糸 0.8号
上針 バラサ4号 ハリス0.3号 35cm
下針 バラサ4号 ハリス0.3号 40cm
ウキ 峰月 オールマイティ 中パイプ 11号

ダンゴ 特S 2 + 新B 1 + マッハ 2 + 水 1 & 30回ほど練り
グルテン 新べらグルテン 2 + 新べらグルテン底 1 + 水 2.5

今日は寄ってもなかなか口を使わない状況だろうとの予測のもと、 気持ち長めのハリスと軽めのエサでゆっくり誘ってやろうという作戦。 従ってダンゴの配合は底夏をはずして特Sに、グルテンも新べらグルテンを多めに入れた配合で。
ついでにこんなクリアな時は長い竿で沖目を狙ったら良いんじゃなかろうかとか思いつつも、 8尺と12尺しか持たない私にはどうにもならんので、それは考えなかったものとして…

さてまずは魚が寄るまで両ダンゴでエサ打ち開始。 しばらくすると、落ちて行くエサに魚が寄ってくるのが見て分かる。 が、見た目はだいぶ寄ってきてるようなのに、ウキは全く、本当に全く動かない。 もちろんタナが合ってないのかなぁとか、エサが抜けちゃってるんじゃないかとか、 色々考えうることは試したんだけど一向に動かない。 根本的になにかを変えなきゃダメなんだろう。 結局1時間ぐらい粘って私は決断した。

釣り方 12尺 段差の底 グルテンセット
道糸 0.8号
上針 バラサ6号 ハリス0.3号 30cm
下針 バラサ2号 ハリス0.3号 55cm
ウキ 峰月 オールマイティ 中パイプ 11号

段差の底。これって冬の釣りってイメージがあるんですけど、そんなことはない? まぁへらの場合、そのへんは釣場によってまちまちですけどね。
エサはさっきと同じままだけど、 上針を大きくしてゆっくりバラケさせ、 下針は小さくしてエサ付けは極力小さく。 意地でも近寄らせて口を使わせてやる!

これで始めると、すぐにもやもやとしたいい動き。 段差にした効果なのか、はたまた単にハリスが伸びたからか?
しばらくこれでやっていると、どうも深なじみさせた方が 明らかにいい動きをする事に気がついた。 で、バラケを大きめにしっかりつけるようにすると、 なじんで1節戻ったところで本日始めてのツンあたり。 ようやく1枚ゲット。 これでなんだか行けそうな気がして来た。

深なじみして良い理由として考えうる要因は以下の3つ(だと思う)

  1. 結果的に下針の這わせが増えるから良くなった
  2. 上からバラケが降りかかって来ている状態が良い(段差の釣らしい理由か?)
  3. 実は底より宙に反応が良い(ダンゴに反応している)
でも今釣れた魚はもちろん下針を食っていたし、要因3は考えづらい。 そこでまず這わせを2cmほど増やしてみた。 が、特に良くなる感はなかったので要因1でもなさそう。 ということで、ダンゴにバラケマッハをひとつかみ加えて要因2を強化。
が、結局このまま良くなるどころかまたウキが動かなくなってしまう。 今考えるとせっかくいい感じになって一枚釣れたんだから、 しばらくそのままで様子を見て悪くなったら手を加えれば良かった。 はっきりいってこんなの基本なんだけど、 どうも私はすぐ手をつけて劇的な変化を要求してしまいがちなのよね。

だけど今日は本当に厳しかった。 私の隣の人も今日は朝からやって2枚だと言っていたし、 少なくとも私の周りで私が来てから竿を曲げた人はいなかった。 今日はやれる限りよくやったと思う。それにしても寒かった…

本日の釣果

14時〜15時半  12尺 バランスの底  グルテンセット  …  0枚
16時〜17時  12尺 段差の底  グルテンセット  …  1枚
そろそろいつでも「うどん」が出せる意識が必要なのかしら?
K&T Original