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'03 Diary



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へら釣り日誌
Hera Fishing Diary
11月15日(土) 相模川六つ倉池

天候データ
天気:曇り 風:強 気温:最高気温17℃くらい

ここ最近ずっと暖かい日が続いていましたが、 ここへ来て急に冷え込んできました。 と言ってもこれでも平年並みなんだそうな。
この日は天気もいまいちなんだけど、 なにより久々に風が強くて参りました。 釣り人も少なくて、いつも常連で埋まっている釣桟橋も さすがに今日は半分以上空いていました。 が、いつものポイントには少ないながらも微妙な間隔でポツポツ人が入っていて、 二人ならんで入るにはちょっと辛い感じ。 仕方がないのでひとつ下流のエリアに入ることにしました。

私の釣り
釣り方 12尺 バランスの底 グルテンセット
道糸 0.8号
上針 バラサ4号 ハリス0.25号 30cm
下針 バラサ4号 ハリス0.25号 40cm
ウキ 峰月 オールマイティ 中パイプ 12号

バラケ へらスイミー 1 + 水 1 + 新B 2 + バラケマッハ 1
グルテン 新べらグルテン底 1 + いもグル + 1 + 水 2

相方の釣り
釣り方 12尺 段差の底 グルテンセット
道糸 0.8号
上針 バラサ4号 ハリス0.3号 30cm
下針 バラサ2号 ハリス0.3号 55cm
ウキ 峰月 オールマイティ 中パイプ 11号

エサは私とほぼ同じ。

照れ笑いの困った弟子
今回の私の釣りのポイントは、これまで最強と思っていた段差の底釣りから バランスの底釣りに戻したことと、ウキをワンサイズUPしたところ。 先週の釣行でなんとなく分かったと言った「バランスの底釣りの利点」を 早速実証してみようという試み。 果たしてなにが分かったのか、分かっていただけるだろうか?
(ちなみにハリスを細くしたのには特別な意味はありません。)

エサ打ちを開始したのは13時ごろ。 今日は横からの風がすこぶる強い上に、いつもの場所より足場が低いし 水深も浅くて竿先からウキまでの遊びも長いしで振りこみが難しい。
案の定相方は振りこむ位置が定まらず、ウキが沈没してしまってどうにもならない。 そんな相方の底取りを手伝ったり、エサ付けの指導をしたりで 最初の1時間くらいはまったく集中できず。 しかも実はウキ11号用の仕掛けに10号のウキを付けていたという 根本的原因が判明してようやく問題解決。 手のかかる弟子だ…

そんなこんなで自分のウキの動きに集中できたのは14時頃から。 今日のポイントがいつもの場所より1mぐらい浅いということもあるけど、 ウキのサイズを上げたこともあって、 スッとしっかりなじんでそこからじわーっと上がってくる理想的な動きが出る。 風が強くて終始水面が波立っているので、小さなアタリやさわりは全く分からないけど、 そんな状況でもエサ落ち付近で結構しっかりしたアタリが出たりして、 それをなんとか拾って行く。

今日は曇りがちだったことと水面が波だっていたことで、 魚の活性は比較的高くて全体的にもまずまず釣れている状況だったようです。 とはいえこんなやりづらい状況下の中で、自分では非常によくやれたように思います。 なんとなくこの釣りのイメージがつかめてきたおかげで、 状況判断とそれに応じた対処の関係が釣りをしながらかなり明確に浮かんできたような… 今までの自分だったら、こんな状況下でこんなしっかりしたウキの動きが導き出せなかったと思います。

ですが途中で今度はカラツンが多発してきて、 ここがうまく抜け出せなくて釣果的にはいまいち。 ただ糸スレっぽいあたりも多かったんで、たぶんハリスを短くしてみれば状況は変わるんだろうなぁ というのはやりながらも考えてはいたんですけどね。 今日はこのまま風もおさまりそうになかったし、 とりあえず自分の釣りが大きく一歩前進したことに満足して早上がりすることに。
しかし次回からは釣果にこだわりますよ。

塩焼きは無理でも
甘露煮にはいいんじゃない
本日の釣果
13時〜16時  12尺 バランスの底  グルテンセット  …  3枚

今日のポイントは浅かったからうまくいっただけかもしれない。 いつもの場所でこれが出来たら本当に一歩前進かも。 もうちょっと深いところで釣りしたい気持ちになってきた。

おまけ
今日も見事なアユが釣れました。 しかも見事に背掛り。 思わず「入れ掛りや〜」と叫んでしまったとか…


K&T Original