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'04 Diary



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へら釣り日誌
Hera Fishing Diary
11月28日(日) 相模川六つ倉池

天候データ
天気:晴れ 風:弱→無 気温:20℃ぐらい 水温:18℃

なんか止まらなくなって来た。 通常は相方が「たまには別のことやろうよ」と言って止まるはずなんだけど、 今回は相方も中毒気味(笑)

この日も絶好の釣り日和。 今日こそはダメかと思ってたんだけど、 またもタイミング良くベストポジションにいた先行者が帰り支度をはじめていた。 どうやら良く釣れる状況なので、午前中だけで十分満足しちゃうみたい。

釣り方 12尺 バランスの底 グルテンセット
道糸 0.8号
上針 改良スレ5号 ハリス0.4号 25cm
下針 改良スレ3号 ハリス0.4号 30cm
ウキ 峰月 オールマイティ 中パイプ 11号

バラケ ペレ道 1 + 水 1.5 + 新B 2 + マッハ 3
食わせ いもグル 1 + 新べらグルテン 1 + 水 1.5

前日の釣行で相方に数では負けたものの、サイズでは圧倒的に勝っていた。 多少でも長い竿で沖目を釣っていたためだろうか? その辺を確かめたくて、今日は相方と同じ12尺で手前を狙ってみる。 といいつつも、本音は今日こそは負けたくないからだったり…
バラケは前日のカラツン対策としてより抜けの良さを意識した配合に。 が、今になって思うと、これが上ずりを引き起こしてかえって カラツンを誘発してしまってたんじゃなかろうか? 活性が高いとそれはそれで難しくなるところが バス釣りとは大きく違う へら釣りの面白いところでもある。

さて、これではじめると今日もやっぱり2投目ぐらいで早くも1枚目をゲット。 しかもその後3連チャン。 なんかこんなに簡単に釣れ過ぎてもつまらないなぁ…
それにしてもこの日は前日以上にウキの動きが活発で、 なじんでからすぐにそれらしい動きが出る。 なんだかセット釣りでバラケが抜け落ちるまで待っているのがもったいない気がして、 一度は挫折した両ダンゴの釣りに変えてみることに。 更なるペースアップを図って一気に相方を突き放す作戦だ。

釣り方 12尺 バランスの底 両ダンゴ
道糸 0.8号
上針 改良スレ5号 ハリス0.4号 20cm
下針 改良スレ3号 ハリス0.4号 25cm
ウキ 峰月 オールマイティ 中パイプ 11号

ダンゴ ペレ道 4 + 水 1

隣は何をする人ぞ
とにかく動きが激しいので、ちょうどよれてきていたこともあってハリスを上下とも5cm短くした。 また、ダンゴもとにかく重くてばらけにくいよう、ペレ道を単品で使ってみる。 しかしこれでもエサがもたない。 なじみ際から激しくもまれ、ものの数秒でエサ落ちが現れる。 ある意味これって両ダンゴとしては理想的なテンポなのか?
その辺が経験不足で良く分からないんだけど、 マニュアル通りなじみ直後からの早いあたりに積極的にあわせていく。 が、全てカラツン。 セット釣りに比べて食いあたりの見極めがえらく難しい。 で、試しにセット釣りと同じようにエサ落ちが現れてからのあたりをとって見ると、 これがものの見事に全てスレ。 やっぱりマニュアルの言うことは正しいらしい。

そんな苦戦する私を尻目に、私の上流側にいた常連さんは えらいハイペースに竿を絞る。 みるとその人も両ダンゴのようなんだけど、明らかにハリスが長い。 たぶん下は45cmぐらいあるんじゃなかろうか? あれでどうしてカラツンにならないんだろう、さっぱりわからん?
が、もっと良くみてみると、実は結構スレも多い様子。 どうやらずらしを大きくして小さいあたりを拾っていくのが正解なのかな?
ためしに1cmほどずらしてみる。 ついでにダンゴもなくなったので作りかえる。

ダンゴ 底力 3 + 水 2

やっぱり底釣りには底釣り用のエサじゃないとダメなんじゃなかろうか? という程度の考え。 吸いこみが良いように少し軟らかめに作り、小さくつけることを意識する。 これではじめていくとようやく魚が底に落ちついたのか、 次第にウキが多少おとなしくなったような。 が、ずらしを増やした分、明らかにスレが増える。 で、ずらしを戻すと全部カラツン。 恐ろしく繊細だ…
わずか1cmの間で激しい攻防が繰り返される。 結局この辺を行ったり来りしながら、それでもなんとかポツポツ拾いはじめる。 一時は大差をつけていた相方に激しい追い上げをくらったが、 なんとか逃げ切ることが出来た。

本日の釣果

13時〜14時  12尺 バランスの底  グルテンセット  …  4枚
14時半〜17時  12尺 バランスの底  両ダンゴ  …  5枚

あえて苦難の道を選んだところが私らしい。 それにしても、あと1枚が出せないところも私らしい…


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