元祖パラダイス
淡路島野池群

広田エリアポイント紹介

皿池 Awaji Selection No.1

また釣れちゃいました
(ポイントB)
初めての爆釣
まさに「投げれば釣れる」という超爆釣池…でしたが、 取水口工事のため96年11月に水が完全に抜かれてしまいました。 97年の3月に見に行った時にはすでに工事が完了し、 ほぼ満水状態になっていました。 水は恐らく隣の次郎池(下で紹介)から取り込んでいるので、 意外に回復は早いと思います。 99年夏に調査した時は、バスかどうかは分かりませんが すでに魚がいました。
もうそろそろまた良くなってくるんではないかと期待しているところです。

〜 駐車スペース 〜
隣りの次郎池との間に5、6台以上とめられるスペースがあります。

〜 ポイント解説 〜
# 初めてこの池に来て、最初の一投でいきなり40半ばの良型が釣れてしまったポイント。 大きな岬の北側にあり、常に日陰になってるのが特徴。

# 「皿池」という名前だけあって、全体的に底質は泥で変化に乏しい。 が、そういう中にあってこの場所だけは岩盤状になっていて、 周辺にも岩がゴロゴロとしている。非常に貴重なストラクチャーと言える。

# 隣の次郎池からの取水門。 ですが、実際に水が流れているのは見たことがありません。 あえてこっちまで歩いていくなら、次郎池側を狙っちゃうかな?

ナダ池 Awaji Selection No.2

ポスト皿池一番手だ!
水の抜かれた皿池を前に、呆然としてしまった 私を救ってくれたのがこの池。 有名な浦壁大池の堰堤から見える所にありながら、 以前はこんな小場所をわざわざ狙うバサーも少なくって いい思い一人占めだったんですが、最近は容赦ないなぁ(泣)

'90年に出来た比較的新しい池で、 私が初めて釣行した'96年がある意味バス増殖の ピーク期だったという感は否めない。
大橋開通でバサーが急増した状況で、 今なお「小さなパラダイス」であり続けて欲しい。

〜 駐車スペース 〜
池の周辺には車では近づけません。 隣りの浦壁大池のえん堤などに車をとめて、 テクテク歩いてくるしかありません。

〜 ポイント解説 〜
池の周囲約半分は山の斜面に面していますが、 もう半分は比較的足場の良いえん堤になっている。
水面のほぼ全面がヒシモに覆われていて、プラグを引くにはちと辛い。 おすすめはフロッグか、センコーのノーシンカーなどで水面直下を引いてやりましょう。 見えてる魚は子バスばかりですが、下には思わぬ良型がうじゃうじゃ!

ナゾ池(仮名)

お父さん出ました
ナダ池の北西に位置するこの池は、やや奥まっているものの、 車道(農道)の脇にあるのでナダ池よりは近付きやすい。 地元少年バサーには人気のようだ。
池の半分は堰堤で囲まれ、その反対側は山に 沿っていてきり立った感じになっている。 が、実はこの山際に道があって、そこから攻めることが出来る。 少年バサーたちには性に合わないのか誰も攻めていないようだが、 オーバーハングした木々 の脇にルアーを落とし込めば、面白いように釣れる。 型は20cm前後が多いが、当然そのお父さんもいるはず。 魚影自体は濃いので、将来が楽しみな池。

浦壁大池

上述のナダ池、ナゾ池の水源であり、 まさに周囲の池にバスが広まる基点のような存在になっている。 規模としてはかなり大きく、鳴門のボート選手 たちの練習場にまでなっているほど。 それだけに極端に減水することはないから、 釣果は比較的安定している。 周囲を全部まわってたら日が暮れるので、 南東角の水門と、北東角の取水口に絞って。
水かさのある春先は水門付近がちょうど良いシャローになって、 この時期超爆発する。 逆に取水口周りは堰堤と山の岩盤の角にあり、 水深もあっていつもバスがたまっていて安定した釣果がある。 ここらでだめならすぐ裏手のナダ池に移動!

諭鶴羽ダム (地形図は「諭鶴羽山」になります)

目覚めの一発、ちと小振り
上流部に宿泊地として紹介したキャンプ場の公園がある。 減水している時は別にして、 投げられる場所としてはこの公園まわりに限られる。 人気のあるポイントなので、 ひとまず朝露で濡れた テントが乾くまでの朝駆けオンリー。 初夏には蛍も現れるほど水質はクリアー、空気も冷たくて気持ちが良い。

ちなみにボート釣りは禁止されています。 早朝から準備してダム管理のおじさんに怒られるくらいなら、 他の場所に行っといた方がいいでしょ。

上池、門前池、長池

三つの池が密集していて規模的には大きい。 ちょっと奥まった所にあるにもかかわらず、 本などで紹介されているせいか人が多い。 周囲のほとんどがやぶに囲まれていて、 おかから攻めれる場所はかなり限られる。 私はフローター用にと考えている。

太郎池(牛山池)

上述の皿池とほぼ同時期に大減水。 完全に抜かれたのかどうかまでは確認してないが、 ほとんど水溜まり状態にまでなって、バスは死滅したと思う。 現在は満水状態で、すり鉢状の池で意外に深い。
本来は良く釣れる池らしいので、皿池同様こちらもそろそろかも。

次郎池(清水池)

淡路で私がはじめてルアーを投げた場所。 上述の皿池、太郎池の水源。 この池の水位が安定している限り、周囲の池の復活は早い。 池の規模はかなり大きいので、アルミボートでもないと到底まわれない。

皿池その2& その手前の池

皿池という名前は、野池の名前としては2番目に多いらしい。 この池は三角形で、両側が山。かなり奥まっていて見つけにくい。
と思っていたのですが、最近何かで紹介されたようで いつ行ってもフローターが浮いている。 フローターを買う数年前、「ここは絶対爆釣するぞ」 と狙っていただけにちょっと悔しい。

ちなみにこの池の手前、国道沿いに一際目立つ大きな池がある。 '98年大減水したらしく大量の鯉が浮いていたが、今は水位も回復。 '00年女性バサーから「良型連発」の報告を頂いています。

鮎屋川ダム

切り立った山に挟まれるようにあるリザーバー。 ここ数年行ってないので近況は分かりませんが、 近づけるのは減水時のみだと思います。 左岸は比較的足場が良く、 水没した立ち木がたくさん現れていて雰囲気がある。 一方右岸は急斜面で厳しい。 でも良く釣れていた。最少タックルで。

〜 バス未確認の池たち 〜

  • 花岡池
    四方を堰堤で囲まれただめ池の代表格。カニはつれるはヘビは出るはで最低。

  • 戸川池
    かなり奥まった池で、森の中の砂利道を進まなければ近づけない。 一応ブルーギルの存在は確認しているのでバスもいる可能性は高いが、 雰囲気もかなり不気味でなんとなく近づきがたい。

  • 越良池
    平成6年完成の新しい池。最近はどうなのかなぁ?

  • 上田池
    私自身はバスを見ることは出来ませんでしたが、 「良く釣れました」という報告も聞いています。

  • 成相池
    ダム工事中。近づけません。

  • 金屋大池
    '98年工事中。魚は居るがバスかどうかは…。

  • 大池
    なんとバスの養殖池!当然釣り禁止じゃ。

  • 北西部の平地の池たち
    ことごとくダメでした。


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