目からうろこの

お気楽ご近所バッシング


. 蹴上発電所、琵琶湖疎水
.■■(京都市左京区)
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豆腐でとっても有名な南禅寺。 その奥の赤レンガ水道橋にそって歩いていくと 現れるのが蹴上発電所の水路。 そして琵琶湖からこの蹴上発電所を経て、 動物園、平安神宮の前を通って鴨川に流れ込むのが琵琶湖疎水。 この2個所は、まさに京都の観光名所の ど真ん中にある穴場ポイントなのです。

地元小学生の
聖域ってやつですか
都会の喧騒からわずか20分です
〜 蹴上発電所 〜

蹴上発電所はその昔京都に市電を走らせるために 作られた水力発電所です。 実際の発電所は三条通りと仁王門通りの交差点付近にあるのですが、 ポイントになるのは丘の上にある琵琶湖からつながる疎水です。 写真の場所は私が南禅寺の水道橋から偶然見つけたところで、 マップの右上のエリアになります。 その時はたまたま水質がとてもクリアで、 ものすごい数のバスがサスペンドしているのが見えて驚きました。
ねらい目としては岸際をテクトロで。 後はコーナーや写真奥にある柱まわりを常吉で攻めるのがいい。
一方マップ右下のエリアは結構流れが速いんだけど、 所々のよどんだ部分に大きいのがいる。 ここで私は40UPをキャッチしました。 流れの中だけに引きは相当でした。 この場所では良く大きいのが群れの先頭になって 泳いでるのを見ることが出来ます。

数年前まではほんとに超穴場だったんですが、 最近は車でわざわざ来る人までいます。 もうちょっと行ったら琵琶湖なのにねぇ。

〜 疎水本流 〜

一方疎水の方ですが、特に動物園前に絞って紹介しましょう。 ポイントとしてはマップ右側の噴水のあるプール状のエリアと、 その下流の疎水に分けられますが、私は後者の方をお勧めします。
ここは数釣りの結構な穴場。 行ったことのある人でも、“全然釣れないよ” って思っているかもしれないけど、実はよく釣れるんです。 水路の南岸側には岸から1Mぐらいの所にずっと杭が打たれていて、 その際でとても良く釣れる。 ここに来るといつも不思議に思うのだけど、 こんなにいいストラクチャーが目の前にあるのに なぜかみんな疎水の中央に向かってぼんぼん投げていて、 この場所は手付かずになっている。
攻めかたとしては、3インチ以下のワームのスプリットショットリグ を下流に向かってキャストして、 竿を寝かせて杭の向こう側ギリギリをトローリングの要領でゆっくりと引くだけ。 型としては20〜30ぐらいだけど、たいてい2桁釣れる。 初心者の友達を連れていったときも5匹釣っている。 アドバイスとしては、上流から少しづつ下流に移動しながら攻めていくこと。 人が多い時は杭が密集している下流を重点的に。
私はあわせの練習のつもりで、お遊び用のペナペナタックル をもってよく来ていたのですが、 ここはニゴイやナマズも多いので気をつけた方がいい。 ニゴイ釣っちゃったときには何事かと思ってすごい焦った。

ただ冬の間は発電所からの流水が止められて白川だけの流れになってしまい、 バスは全部流れてしまっているようだ。 案外鴨川でバスがよく釣れるんじゃないかな。


. 大苅田池
.■■(岡山県赤坂町)
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岡山県の南東部、山陽町から赤坂町の辺りは 兵庫県から続く隠れた野池地帯で、 周辺にはリバーバッシングが楽しめる吉井川もあって、 バスフィールドとしてはかなり充実したエリアです。

案外静かなフィールドです。
写真的にはいいね!
大苅田池は新興住宅都市、岡山ネオポリスの北西にあるのですが、 この辺りは人口以上に野池の数も多く、また兵庫県ほどの人気エリアでもないので 結構静かに楽しめます。 周囲も丘陵に囲まれていて、写真でも分かる通りひっそりとしています。
さてポイントですが、基本的に周囲のどこからでもキャスティング可能です。 西岸から南岸一帯は堰堤になっていて、足場がよくなっています。 池は初夏から秋にかけて、全体的にひし藻に覆われています。 夏頃はどうしても大型はひし藻の奥深くに隠れていて、 そこから引き出すのはなかなか難しいですが、 グラビングバズなどで藻面を 引いてくれば、小型ながら数釣りが楽しめます。 水草が枯れ始める秋になると、バスの活性も高く大型の期待も高まります。 特に西岸の水門、南東かどの土管とアシがらみ のポイントがねらい目です。

一方北側一体は丘陵に面していて、木々のオーバーハング、 沈みオダ等のバスにとっての格好のシェルターが豊富です。 晩秋から冬にかけてはラバージグや常吉などで、とにかく足元をタイトに攻めてみては?

とにかく野池の最大のポイントは岸際 であるということを忘れずにいれば、 確実い好釣果が得られることでしょう。


. 菅沢ダム(日南湖)
.■■(鳥取県)
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あなたに会えて良かった
中国山地の周辺にはたくさんのリザーバーがあって 昔からバスが結構釣れているようですが、 あまり世間に知られていなかったり、 すぐ近くにもっと有名なポイントがあったりして かなり穴場的な存在になっています。
その中から紹介するこの菅沢ダムは、 おかっぱり可能なエリアが少ないことや 市街地よりにもっとアクセスしやすいポイントがあるなどの理由から、 地元では決してマイナーポイントではないにもかかわらず、 あまり手のつけられていない穴場となっています。

同じ場所ですよ!
おかっぱり可能なエリアが少ないといっても、 減水時には最上流部の方で比較的広い範囲を探ることが出来ますし、 ほとんど一人占め状態なので静かに楽しむことが出来ます。 右の写真は同じ場所なんですが、時期によってこれだけの水位差があります。
この上流部にはマンメイドの 石積みや小さな流れ込み などがあって結構魚影は濃いです。 1年魚と思われる子バスもうじゃうじゃいて、この先も期待が持てます。
また、スロープ状になっているところもあるので、 4駆であれば湖岸近くまで降りてボートを下ろすことも可能です。 菅沢ダムにはレンタルボートもないのでマイボート派はまさに独占状態です。 鳥取方面の人は日本海と言う絶好の釣り場があるせいか、 わざわざボートまで買ってバス釣りする人はほとんどいないようですね。 菅沢に来る人は岡山や兵庫方面の方がほとんどのようです。
この辺のパラダイスな匂いをかぎつけた方々なのでしょう。


. 鶴見川
.■(神奈川県)
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毎日見ています
私が現在住んでいる街、横浜市港北区日吉。 この日吉の名前の由来は比叡山の日吉大社と聞きますが、 こちらはただのベットタウン、学生街の割に何にもないし、 もちろん琵琶湖のようないい釣り場もない。
と思っていたら、こんな所でシーバスが 釣れちゃうもんなんです。

何を隠そうこの私自転車通勤でして、 毎日鶴見川の河川敷きを走っているわけです。 良く見てみるとこれまた鯉はたくさんいるは、 ボラは跳ねるはで結構魚が多い。 夏から秋にかけては小魚の数は半端じゃない。 これなら釣れないはずはないって思える。

そんな中で特に私がお勧めするのは末吉橋です。 この上流にある鷹野大橋や下流にある国道1号線の橋は、 周辺に車を停められそうなスペースがあるため 釣り人の姿もよく見かけるのですが、 この末吉橋周辺にはそんなスペースもないため、 私のように自転車で釣りに来る人にとっては絶好のポイントです。

狙い方としては一般的に「シーバス=ミノー」って言うイメージがあるけど、 ここの場合はバイブレーションの方が良いように思う。 ただし根掛かりしやすい場所なのでダブルフックに換えておくといいでしょう。
よく見ると岸のコンクリート壁に貼り付くように 銀色の巨体が何匹もいる事が多いので、 移動しながら丹念に狙っていきましょう。 シーバスのアタリはまるで大きな鳥につつかれているような感じ。 で、来たっと思うとものすごいジャンプをして、 豪快なエラ洗いでいとも簡単にはずされてしまう。

シーバスですかー?
いーですねー?
私は6ftのベイトタックルで何度となくシーバスとの ファイトを楽しんでるんですが、 実を言うとまともに釣り上げたのは写真の1本だけなんです。 このシーバス60弱はあるんだけど、 おそらく今まで掛けた中で一番小さい。 だから上げられたんです。 だって確かに引きは格段に強かったけど、片手でもやり取りできた。 けどその他のはとてもじゃないけど片手では支えられない引き。 河川敷きで一人松方弘樹状態である。
とにかくここで釣れるやつはえらく型が良い。 今のタックルではとても戦えない。 ベイトのドラグがうなるなんて考えてもいなかった。 皆さんも心してかかるべし!

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