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Fishing Report
実釣レポート
こっちの水は甘いらしい…琵琶湖(11月3〜5日)

はぅ〜いー天気
腹減ったにゃぁ〜
先月久々に琵琶湖に行って 思いのほかいい思いをしてしまったもんだから、 やっぱり急に気になりだしちゃいました。
今年は河口湖や南房総なんかでも結構いい思い出来たけど、 やっぱり琵琶湖が欠けちゃぁいけませんな。

天気にも恵まれ、まぁ大漁と行きたいとこです。

初日 苦戦と感じる今年…

「琵琶湖が気になる」とは言ったものの、 その中でホントに気になってるのは 安曇川河口のドッグ
このドッグ、前回の釣行記でも紹介しましたが、 例年11月ぐらいからまるで養魚場のようにバスが集る。 今年は前回の釣行(10月初め)でちょっとその兆しが見えてきたし、 今回は大爆発かなぁ…なんて、 かなり過剰な期待を持って向かいました。

ところが(最近このパターンが多い)、 ポイントに到着してみると先月よりも濁りがきつい。 前日の雨の影響も多少はあるんでしょうが、 例年ならかなりクリアで底近くまで見えてもいいはず。 いきなりちょっと不安になってしまいました。

大漁ですかー?
これからじゃい
ひとまず魚の食い気を把握したかったんで、 いわゆるマメの巣になりがちな、 ヨットの横のウィードの山にチョイ投げ。 先月はマメバス同志が押し合い圧し合いだったんですが、 今日はほとんど音無し…。

とは言っても得意ポイント。 約3時間の釣行でなんとか2ケタを絞り出した。 でもすべて港内だけの釣果で、 サイズもせいぜい30止まり。 まぁでもこれだけ数釣って不満をもらせるのも、 今年ならではかな?

ちなみにこの後蓬莱に移動したんですが、 水質は非常に良いものの不発。 どうもここ数年蓬莱では良い思いしてないなぁ…

2日目 我子のように心配で…

さて2日目はっていうと、 まぁ言うまでもなくまた例のドッグへ。 何よりも気になったのは、あの濁り。 あれがターンの影響なのか? それとも雨風による一過性のものなのか? なぜ港外ではアタリ一つないのか? これが気になっちゃって…

それともう一つ、今回は琵琶湖だって事で、 ちょっと気張ってスピニングのラインを3から5lbにかえていました。 ところが初日、これでいつもの1/32ozのシンカーを付けて 常って見たんですが、すごく違和感があって全然違う。 今更って言われちゃうかもしれませんが、 ラインのごわつきと重さが 3lbと比べるとひどくって、 軽いシンカーではまったく底が感じ取れない。 かといって単にシンカーを重くしたんじゃ得意のアクションが出せない。 って事で2日目はあえてラインを3lbに落として挑戦することに。

今日のアベレージ
30あるかな?

さて、着いて見ると若干濁りが引いてるような… 単に昨日より日差しが強いからそう見えるだけかもしれないけれど、 でも明らかに昨日より活性は高い! 港内に関してはほとんど投げれば釣れる状態。 サイズも昨日よりひとまわりいい。
これなら行けるはず、と港外へのキャストをはじめましたが、 やっぱり今日もあたりがない。 それよりも、先月まであれだけはっきりあった ウィードのラインがほとんどなくなってしまっている。
どうも今年はターンが遅い上に長いんじゃないかなぁ? あれだけあったウィードがほとんど枯れかけてしまってました。

結局、ラインを落として昨日までの違和感がなくなったこともあって、 数は圧倒的に昨日を上回りましたが、今日も港内のみの釣果となりました。

ちなみに途中で大浦のビッグフット付近にも行ったんですが、 こちらも水が悪くて全くでした。

3日目 琵琶湖ラリー

この2日間で安曇川のほかに蓬莱や大浦にも行って見たんですが、 釣果はいずれも安曇川のみ。 果たして他の場所は本当にだめなのかなぁ、ってことで、 3日目はいろんな所をまわってみることにしました。
とかいって最初はちょっと安曇川へ。 ここでさくっと数釣ってからのスタートね。

何もかもが静かすぎ
単なる風景写真だよ、とほほ…
で、まず行ったのが海津漁港。 要は釣れてるのは漁港なの? って事が確かめたかった。
行って見るとなぜか投網でバスを持ち帰っている家族がいて、 まずまずのサイズが上がってました。 でも投網でこれじゃぁまず釣れない、って程度。
しかも海津漁港の沖ってなぜか砂地 で雰囲気としてはよくない。 基本的に港内に居着きがいなければ、 外からまわって来るっていう期待は薄いと思う。

で、続いて入ったのが海津大崎の桜並木前。 昨日大浦に向かう途中、ひときは水質の良さ が目立ってたのでチェックしました。 特にいかだ(立入り禁止よ)周辺は水深もあってウィードの質もよく、 ウェーダー着てかなりやる気マンマンで望みました。 が、写真のように「ぽつーん」とたたずんでおります(T-T)

はやく釣ってにゃぁ〜
とうちゃんがんばるよ
んんっ、河口なのか?漁港なのか?って事で、 次は知内川の河口、知内漁港へ。 条件としては安曇川に似てるかなぁと思うんですが、 実はここ、全く初めてなんですよねぇ。
で、さっそくテトラの突堤に立って港外へキャスト。 安曇川に比べると水深は少し浅いようですが、 ウィードの状態は断然良い! これは結構行けるんじゃないかなっ、 て思ってるところへ水を差すような突然の風。 結局それだけのせいって訳じゃないんですが、 相方がマメ1本のみ。

そして最後に向かったのが、もう帰り途中の飯浦。 先月もOFF会の2次会で釣行してたんですが、 その時は強風で港内のみの釣りだったんでよく分からなかったんで、 まさか港外がこんなに良い感じだとは知らなかった。 でももう時既に遅く日没…納竿

でも午前中安曇川でひとまず数釣っといてよかった。

まとめ

雑誌なんかでもちょっと言われてるみたいですが、 今年の琵琶湖は季節の進みが 1ヶ月ぐらい遅いようですね。
あの安曇川のドッグ周辺は、9月は全くだめで、 10月はまだ濁りがきついもののぽつぽつ釣れ始め、 11月は超クリアになって爆発するというのが 例年のパターン。 今年は10月の時点でその兆しがあったんですが、 今回の釣行ではまだ水質が悪く、 港外での「ベイトを追う魚」 という姿はあまり見うけられませんでした。 結局港内の居着きバスの数釣りでしたね。

それにしても海津大崎や蓬莱など、 安曇川周辺に比べれば圧倒的に水のいい場所は結構あったにもかかわらず、 これらでは全く魚の姿すらないのがよく分からない。 特に蓬莱ではもう少しベイトの姿があってもいいもんなんですけど…

まっ、今回はサイズに関してはちょっとお預け食らっちゃいましたが、 数に関してはアベレージ30弱で3日間通して2ケタ超え。
どうやら安曇川の水は、バスにとって甘いらしいです。

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