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Fishing Report
実釣レポート
打って打って打ちまくれ!…霞ケ浦+琵琶湖(GW特集)

お恥ずかしながら2000年初のルアー釣行となる今回は、 霞ケ浦、琵琶湖の 日本2大レイク制覇です。
いやはやよう走った、よう投げた、ようびびった、よう疲れた…。

4月29日 どーなんよ霞って

今年は関東のポイントも積極的に攻めていきたいなということで、 まず第1弾として東日本最大の湖、霞ケ浦に行ってきました。

朝5時に横浜を出発。 首都高湾岸線から東関道を経てまずは新利根川河口へ。 そこから湖岸沿いに土浦方面へ車を走らせ、 最初に入ったポイントが和田岬。 このポイントは弓状に伸びる岬によってワンド状になっており、 ワンド内にはマリーナやアシ林等があって とっても好感触♪〜
ところがこれがすごいマッディー。 一通りスピナベを投げた後、 マリーナのみお筋を狙ってクランクなんかも引いてみたんだけど無反応。 ワンドの一番奥で1匹釣り上げてる人もいたんですが、 このマッディーさは尋常じゃないと判断して場所を移動。

さらに土浦方向に進んで着いたのが州の原。 ここは川の河口で深く切れ込んだような地形。 湖岸沿いはアシの新芽が茂っていて、 水質はさっきと比べればかなりクリア。 沖は浚渫船が浮いていてそこそこの水深がありそう。 これぞホントに好感触♪〜
で、ここぞとばかりにラバジをアシの中へ打つ!打つ!打つ!! するとどうなるか、鯉がどっぱーん!!!

いるはいるは、のっこみの鯉。 こいつらがばしゃばしゃと暴れまわったんじゃ、 バスも恐がって近よれんでしょう。 コンデションとしては非常に良いところなので、 もう少しして鯉が落ち着けば良いポイントになるかもしれません。

ふぅ〜
どんより
で、最後にやってきたのが木原というあたり。 ここは浄化設備の工事をしていて、 足場の良い護岸がひたすらまっすぐに続く場所。 沖もずっと浅く、これといって何の変哲もないポイント。 ところが魚がいるはいるは。 ここもかなりマッディーで、 その魚がなんなのか はっきりとは確認できないんですが、 どうもバスらしい魚影もちらほら。
ここではミノーをひたすらトゥイッチ、 しかししかしノーバイト。 で、写真のような渋い顔になるわけです。

これまで霞は2、3回土浦港に来ただけで、 どんな場所かは良く知りませんでした。 まぁ全体的に浅くてマディーだということは聞いていたんですが、 まさかこれほどとは思っていませんでした。
写真では結構水が青く写っているんですが、 実際にはマロンクリームのよう。 これってどうなんでしょう?


5月3日 いざ行かん…まずは東名

今年は3日が渋滞のピークになると言うことで、 我々もそのピークにおもいっきりのってしまう形になります。 そこで横浜を朝3時半に出発。 保土ヶ谷バイパスから東名横浜町田ICへ。 この時点でそこそこの車が…。 みんな早いなぁと感心しながら高速に入るといきなりの渋滞!? まぁそれでもたいしたロスも無く8時には愛知の岡崎ICまで到達。 しかし次の豊川ICまで「渋滞1時間半以上」 と言う表示に唖然としてしまい、 ここから高速を降りて下道で琵琶湖までのショートカットをもくろむ。 ところが、というか当然ながら下道も混んでいて、 琵琶湖矢橋帰帆島に到着したのが夕方の4時。こりゃ参った。

後で聞いた話では、あのまま高速で行ってても やっぱり同じぐらいかかってたみたいです。
この日は例年の如く帰帆島内の北東岸あたりを常吉で攻撃。 毎年これでかなり良い思い をしてるんですが、この日は全くの不発。 あ〜やな予感。

5月4日 あれれ?

この日は8時から鐘化ワンドへ。 私がこんな朝早くから釣りをすることはめったにないんです…。
それでもGWだから車いっぱいで入れないかなぁなんて心配したんですが、 意外とあっさりエントリー、しかもレンタルボートもあまってる。
確かに沖を見渡せば結構なボートが出ているものの、 数年前なら普通の土日でこんなもんだったからなぁ。 おかっぱりも十分に自分のやりたいことが出来るだけの余裕がある。
私はここでひたすらバイブレーションをキャスト。 水質的には南側のワンドの方が良さそうだったんですが、 北側のワンドの方が濁っているもののベイトが多く、 ボートも少なくて好感触♪〜(こればっか)
結果ノーバイトでしたが、 ベイトを追う魚がいればHITは時間の問題だとまだ余裕。

続いてベイトを意識してウィードの良さそうな安曇川河口のドッグへ移動。 ここではドッグ内にマメバスがいっぱい。 誰も外側を狙っている人がいなかったので、 ここでもバイブレーションを遠投…、やっぱりノーバイト。
夕方になると、港内のバス達が一斉に外目へ移動してウキウキ状態に。 その中には結構良いサイズが混じっていて、 ダーターを引いてみたり、バジングで誘ったりしたんですが 反応するのはマメバスのみ。なんか違うようだ。

5月5日 ぬかつかみ…なんて言葉あるんか?

この時は夢いっぱい
つりまっせ〜
矢橋で全く雰囲気がなかったのがちょっと引っかかったんですが、 やっぱりスポーニング真っ只中! と言う感じのところを攻めてくべきなんだろうと考え、 一路西の湖へ。 着いて見るとやっぱり同じ事を考えている人は多いもので、 他のポイントではバサーもまばらだったんですがこちらは大盛況。 我々はフローターの利を生かし、 クリーク状のエリアをノーシンカーで集中砲火。が、気配無し。
これでもうれしいわけよ
その向かいでは…
夕方になって、今度はおかっぱりでさらに奥まった場所を流す。 すると元気な子バスが次々HIT。 まぁ釣りたいサイズではないんですが、 思わず安堵の表情…。

ところがその向かい側にまるで ターミネータのような風貌の方が登場。 何やら岸際をきょろきょろと見渡すと、 おもむろに足元にラバジを落とし込む。 ホントに足元に落とすだけ。 すると40弱の良型をHIT! 同じような要領でテンポ良くバスを上げるではないですか。

えっ、そんな足元で?だってその辺みんなが歩いてるじゃん!? まさにそんな場所で雑誌のお手本 のように釣り上げるその姿に、 去年の岡山の野池のことを思い出しました。 そう、結局はセオリー通りのことを自信を持ってやればいいんです。 ただ「人がまだあまりたたいていない所」というのがポイントなんだなぁ。

本当は次の日から三重の野池をめぐる予定だったんですが、 なんとなく良い手応えをつかんだ ので明日も西の湖に託すことにしました。


5月6日 やっぱぬかつかみだった

この日も朝早くからフロータで出港。 奥深いアシの中に入り込み、 ボートでは攻めきれないさらに奥へラバジを打つ。ひたすら打つ。 それでもだめなら今度は岸にあがり、内側からアシの新芽の中に打つ。 ボートからだどウェッピングだけど、 これなら単なるピッチング。 より丁寧に打ち込むものの、出てくるのはまたしてものっこみの鯉。 歩いていると目の前でどかーんと跳ねて、 思わずびっくりしてひっくり返りそうになる。

結局これでもか!ってぐらい打ちまくったんですが無念のノーバイト。 昨日の人と同じようにやっているつもりなんですが、 魚が本当にみえているかどうかの違いといいますか、 この釣りに対する自信と経験の差がもろに出たってことでしょうか。 なんかきっかけをつかんだようで、 結局は自分の物になってなかったようです。

ふぅ〜、毎年のことながら春ってだめなんですよ〜 疲れきってそのまま帰宅とあいなりました。 おそまつ

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