Since
July.25.1997

'01 Report



一覧へ

目次

Fishing Report
釣行レポート
欲求が満たされる日!?…河口湖(6月17日)

おっし、ヒットォ〜!
って具合にいつも上手く行くとねぇ…
先週の河口湖釣行でそれなりにいい思いができたんですが、 釣り人とは「足る」と言うことを知らんといいますか、 あれやってみたらどうだったろうとか、 こうやったほうが良かったんじゃなかろうかとか、 更なる釣果を求めていろんなことが浮かんでくるものです。
と言うわけで、そういった膨らみきった思惑(欲求?)を はき出しに、またまた河口湖に行ってまいりました。

思惑その1 ロイヤルワンドを攻めきる

前回の釣行でロイヤルワンドのシャローに 無数の良型バスがうろついているのを目撃し、 私はこれらを産卵直後のバスたちであろうと判断しました。 ならば、彼らは徐々に深いほうへ移動して行き、 ウィードなどの影に付いて近くを通る物に果敢に反応するようになるのでは? と考え、畳岩寄りのやや深いところを攻めてみることを考えていました。

そこでロイヤルホテル前から続く石積み護岸が終る辺り、 ちょうど階段がある所でキャストを開始。 この辺りは岸際に明確なブレイクがあって、その先は何かいい雰囲気… で、まずはラバジをずるずる引いてみる。 ところが思いのほかウィードに乏しく、イマイチ面白味にかける。
さらにしばらくすると、何かやたらたくさんボートが 近づいてきて投げれなくなってしまいました。
まぁロイヤルワンドのようにそもそも人気が高いポイントでは 当然起こりうるバッティングなわけで、 ある程度こういう事は覚悟した上で やらんといけませんね。
と言うわけで、覚悟の足らん私はそそくさと移動です。

思惑その2 浅川を流す

シャローには相変わらずの見えバスが
もちっといい写真とれんかね…実際もっとウジャウジャいるんだからさぁ
続いてやってきたのは浅川の水門脇。 この辺りは結構活性の高いバスが多いようで、 前回の釣行でも時折激しいライズを目撃することがありました。
あの時はバイブレーションで痛恨のラインブレイクがあったので、 ラインを8lbナイロンから10lbフロロへパワーアップ。 万全の態勢でバイブをキャスト。

この時ふと思ったのですが、そう言えば 今日はやけに風がない。 河口湖を釣行するようになって今年まだ2年目ではありますが、 こんな凪の日は初めてです。
風のない日は活性が上がらないと良く言いますが、 確かに今日はそんな感じ。 バスのライズが全くありません。

そんなわけで、浅川では(も)ノーバイト。 周りではワームで良型を上げている人もいましたが、 どうも個人的に浅川はプラグで と言う気持ちがあって、さらっと流して次に移動することにしました。

思惑やがて予定外…の構図

次に来たのはやっぱり得意な扇崎。 ディープを常吉で攻めきるのと、 バスが浮き気味だったらバイブレーションや シャッドでさらってやろうと言う思惑です。
ところが…

今日は鯉師やらマス師やらが4組来ていて、 みんな2本づつ竿を並べている。 ちゃんとルールを守ってのことなんで文句は言えないんですけどね、 さすがに計8本も並んじゃうともはや入る余地無し。トホホ…

それでも合間に入らせてもらって常吉をキャストすると、 1投目からフォール中にヒット。 しかも36,7ぐらいのなかなかのサイズ。 さらにさらに2投目もフォール中にヒット。 これもグッドサイズ。
あーっ、シャッドとか投げたいなぁと思いつつ、 狭い間での釣りだから断念。 このままここに居るとひじょーに ストレスが溜まりそう なので移動することに。

次に入ったのは小海公園の東隣にあたる富士ビュー前のワンド。 浮き漁礁があって、謎の石積み堤防があるところです。
小海の周辺は風裏になる様な所が少ないので普段はあまり行かないのですが、 今日は凪なんでやってみようと言う予定外の行動です。

まずはワンド西側にある、工事現場の足場で組まれたへら台(?)へ。 バイブレーションなどを引くも全く反応がないので、常吉のずる引きに。 すると、わずか2,3m先のブレイクがらみに良いウィードがあって、 そこで集中バイト。 3連続でこれまたまずまずのサイズをキャッチ。

他にも良い場所があるのでは?と欲張って、 今度はワンドの一番奥の海釣り公園風ゾーンへ。 水中にまるで砲台跡のような石積み があったので、その先へキャスト。 するとこれまた1投目からヒット。 本日最大の40あるかどうかの良型をキャッチ。
ここはものすごく釣れそう な気がしたんでしばらく粘ってみたのですが、 どうも最近はこういう予感が予定外に不発。 結局しばらくはあたりすらなくなってしまいました。

予定外は予想通り…の構図

この後マリン脇、西湖放水路前とまわってのですが、 いずれも不発。 今年は去年のような減水がないからか、 ちょっとウィードの発育が悪いようであまり良い感じはしませんでした。 まぁでも上げている人も結構居たんですけどね…

さぁこれからっ!
鯉師のみなさんはお疲れ様
で、この時点で3時半。 そろそろ鯉師達も帰る頃だろうと思って扇崎に行ってみると、 これはまさにドンピシャ予想通り。 ちょうど帰り支度をはじめていたので遠慮なくキャスト。 見事なまでに連続ヒット!
鯉師の方に聞いてみると、ここは釣れればデカイと言う 鯉師にとっても1級ポイントなんだそうな。 やっぱり魚にとってなんか良いところなんですね、ここは。

結局のところ今日は思惑通りに行った事は一つもありませんでしたが、 それはいつものこと。ある意味予想通り(笑)
しかし、苦労していろいろやってみた甲斐あって、 終ってみれば20本近い釣果。 これでまだ不満があるんだから、 私も贅沢になったものです。

まとめ

実はその後扇崎ではサイズが伸びなくなったんで、 夕方になって活性が上がっていることを期待して、 残り1時間浅川に戻ってトップで勝負に出ました。
でも結局これも不発。 前回良かったバイブレーションにも全く反応はなくて、 やっぱりこのべた凪が良くないのかなぁと言う感じです。

一方扇崎では今回もフォール中のバイトが多かったので、 これも前回ちょっと後悔したバイブの表層引きを試してみたのですが、 こちらも無反応でした。
これは今思うと、ただでさえこの日は活性が低そうだったのだから、 単に「浮き気味」と言う意識よりは もっとスローに漂わす意識 で狙ったほうが良かったなぁと…
例えばカットテールのワッキーリグとかって言う発想が、 どうしてあの時浮かばなかったんだとろうって。
こうやって釣りは続ければ続けるほど、 その欲求は満たされるどころか むしろ膨らんでいくものなのですね。 まぁ、これが解消されちゃったらもう釣りなんてやめてるかもね!

目次に戻る


K&T Original