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Fishing Report
釣行レポート
その一発のために…琵琶湖(12月1、2日)

1日1本!45up!!
霞での話し
秋は例年頻繁に琵琶湖に通って、漁港まわりや河口などで コンデションの良いバスの数釣りを楽しんでいるのですが、 今年は夏の終わりに霞ケ浦でちょっとしたいい思いをしてしまい、 それ以来霞ケ浦に出かける事が多くなっていました。
結局その後の釣行では1日1、2本という釣果だったのですが、 ただしかならず40upの良型があがり、 釣れるルアーもラバジやクランクなどで、 もはやスピニングなんて用無しという状況。 ちょっと釣りの感覚も変わってしまいました。

そんな中、前回の琵琶湖で天候に恵まれずにちょっとくやしい思いをしたので、 なんとかリベンジをとこの釣り感覚を引きずって行ってまいりました。

12月1日その1 最速記録更新か!?

朝3時に起床し早々に準備を済ませて横浜を出発。 POPEYEによりたかったので一路長浜へ。 最近は相方とのドライバーチェンジもスムーズで、 8時前には長浜港に到着。 取り合えずお店が開く10時まではこの長浜港で釣りをすることに。

後で分かったことなんですが、 実は前夜から早朝にかけて結構激しい雨が降ったらしく、 大突堤の外側はややあれ気味でかなり濁っている。 仕方ないのでまずは内側にリトルジョージ (スピンバイブ)をキャスト。 すると20cmぐらいの小型ながらいきなりのヒット。 「なんだ、楽勝か?」と思ったんですがその後は続かず、 次にダウンショットにかえてみるとフッキングにも至らないような マメバスのアタリがひっきりなし。 どうやら最初に釣れたバスは、 この中でもましなサイズの方だったようです(泣)

結局このあと1本追加したところで10時になったので、 POPEYEで買い物を済ませてこの場を去ることにしました。

12月1日その2 ひたすら走る!

キレイなんだか何なんだか…
ここからはいつもの最終予定地、 安曇川河口の新堀船だまり に向かって湖岸を反時計回りに。
まずは飯の浦にちょっと寄ったんだけど、 全く反応がなかったので30分で切り上げ。 続いて前回まぁまぁだった海津漁港へ。 が、ここではきれいなウィードが多く見られたので期待したのですが、 それとは裏腹にまたしても全くの無反応。 漁港の外は透明度はあるものの、ご覧の通りの 泡だらけ。 どうも今年の海津はなんかひどい。

結局気がつけば昼にはもう目的地に到着。
早速港内を見渡してみると、この時初めて気がついたのですが、 実はとっても減水していておかげで底までくっきり見える。 そう言えば数年前にはじめてこの場所に来た時もこんな感じで、 その時は30後半〜40upのバスばかりが一面に うようよいたんですが、今回は長浜同様マメバスがうようよ…

数釣れればね…
びみょ〜なポーズ
内側はいくらやってもマメばかりだったので、 今度は堤防から外目をねらうことに。 最初はダウンショットをキャストしていたんですが、 思っていたほどのウィードもなくいまいち釣れそうな気がしない。 実際あたりもない…
で、どうにもこの「なんとなく釣りしている」感じに耐えかねて、 ここ最近の霞ののり でパワーホッグのテキサスリグチェンジ。 これでひたすらがんばったんですが、やはりアタリもありませんでした。
が、しばらくしてやってきた2人組が言うには、 わずか4日前はセンコーやデッドリンガーのテキサスで爆発していたらしい。 こんなわずかの差でこうも釣果が違うのか…と思っていたら、 その堤防の先端でキャストしていた人が いいペースでなかなかのサイズを連発している。 「お、時合いかな?」と思ったのですが、 待てど暮らせど釣れるのはその場所のその人のみ。

結局日没間近になって私にもなんとか写真のサイズが1本釣れ、 まわりもテキサスリグの遠投などで釣れだしたのですが、 とうてい爆発と呼ぶには遠く及ばない状況で終わってしまいました。

さて、初日はこれでは終わらない。 実はこの日の夜に時間があったので、 久しぶりの雄琴港で しかも数年ぶりの夜釣りなるものを試してみました。 船だまり周辺でキャストすると、ちょうどみお筋と思われるあたりで 非常にしっかりとした奇麗なウィードの引っ掛かりを感じる。 雄琴港でこんな良質のウィードにお目にかかるのは10年ぶりぐらいではなかろうか?
ところがそんな状況とは裏腹に、全く、本当に全くアタリもない。 冬の雄琴であたりもないなんて…ん? 冬じゃないのか、まだ…

12月2日 港ツアー2001

翌日は前夜の雄琴港のことがちょっと気になってはいたのですが、 冬でもない雄琴港では過去にろくな目にあったことがないので、 そこはスパッと切り捨てて湖西を北上。 途中ちょっと様子見もかねて朝飯ついでにまずは近江舞子へ。
まずは港内を眺めてみるとここではほとんど魚影はなかったのですが、 それから人気の突堤付近に移動してみると、 驚いたことに今回全くお目にかかれなかった 良型達がまぁうじゃうじゃ居るではありませんか。
が、このバス達はかなり太っていてコンディションは良さそうなのですが、 ほとんどじっとしていてあまり動こうとはしません。 まぁ見えてるもんだからバサーもたくさん集っていて、 みんな手を変え品を変えいろいろとやっているのですが全く釣れていませんでしたし、 当然私にも釣れませんでしたので早々に諦めることにしました。

そのあとはまず本命の安曇川へ。 ここでは前日よく釣れていた堤防の先端に入り、 ここにだけ良いウィードが残っていることを確認。 早々に25〜30ぐらいのを2本キャッチしたのですが、 近江舞子の状態を見た後だし、例年の安曇川はこんなもんじゃないしという気持ちもあって、 「もっと安定して良型が数釣れる場所が他にあるに違いない」 と信じで移動を繰り返すことにしました。

ムツゴロウ釣りに挑戦だ!
冬のお楽しみが…
が、次の浜分漁港では数はそこそこ釣れていたようなのですが、 サイズも小さいし人もすごく多かったのですぐに知内漁港へ移動。 知内は駐車場が有料なこともあって、人はかなり少なめ。 港内のウィードも非常にコンディションがよく、 釣れそうな感じモリモリ。
ところがここでもダウンショットを投げればイヤーなアタリが止まらない。 日差しがさしてきたところでよーく水中を眺めてみると、 やはりここでも一面超マメバスの群れが。 とはいえこんだけ良いウィードがあるんだからましなサイズも 居るだろうと期待したんですが相変わらず突付かれ続けて終了。 ならばと今度は港外に向けてテキサスリグを投げまくったんですが、 音もなく惨敗…

そして気が付けば湖西側を諦めて姉川河口付近の南浜漁港へ。 しかしここも状況は知内と似たような感じで突付かれ続けて終了。 次に一発狙いで向かった彦根旧港は、 減水の影響で写真のようなまるで干潟のような状況。 悩んであげく、最後は長浜の大突堤に賭けてみたんですが、 パワーホッグのテキサスリグにもあたって来るのはマメバスか、 はたまたギルの突っつきだけでした。
結局一発どころかまともなサイズのバスにもめぐり合えず、無念…

まとめ

さびしい写真シリーズ2
またマメかよ!(みむら風)
例年この時期に漁港の内で安定した釣果、外で夕方に一発と、 比較的漁港まわりの狭い範囲で良い思いが出来ているので、 今回も完全にそれを期待しての釣行となりましたが 結局はご覧の通りそれにめぐり合うことは出来ませんでした。

が、いろいろと人に聞いたところによると、 「数日前は爆発してた」とか、「早朝にフィーバーがあった」とか、 どうもいつでも安定して釣れるような居着いているバスってのはあんまり居なくって、 たまたま回遊してきた群れにあたると爆釣もあるという感じ。 要するにバスが一ヶ所に固まっているというよりはあちこちに散っている… つまりそれって思いっきり秋ってことでは?
そう考えると今回のようにあちこち移動しまくるよりは、 普段実績の高い場所で今日は1日ここだと決めて 投げ続ける方がよいのかもしれません。
あるいは近江舞子のような冬の一級ポイントには早くも冬支度のバスが その入口近辺に集ってきているわけです、 ただあそこは透明度が高いのですでにかなりすれているようですから、 例えば彦根の水路の入口まわり、つまり新港のマリーナまわりで試してみていたら 実は結構安定して釣れていたのかもしれません。

まぁいずれにしても後の祭りですが、長浜のPOPEYEの店員さんも言っていましたが、 ここにきて長浜港でも数、サイズともに上がってきているそうですし、 これから寒くなるにしたがってサイズは狙いにくくなるにしても、 コンディションの良いバスの数釣りが楽しめるようになって来るのではないでしょうか。 何とか今年、もう一度チャレンジしたいなぁ…

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