Since
July.25.1997

'02 Report



一覧へ

目次

Fishing Report
釣行レポート
復活!ネイティブハンター…河口湖(5月18,19日)

チョイと一杯のつもりで飲んで…
Chunk SSR
なんでも今年の河口湖で放流されている養殖バスは例年のものと産地が違うらしく、 サイズ、コンデションともに非常に良いらしい。 で、そんなこともあってかプラグ系への反応も良いらしく、 ちょっと河口湖のイメージとは違った楽しい釣りができるらしい…

とまぁこれだけ良い話がすべて「らしい」 ってんじゃもったいないってことで、早速河口湖に調査に向かいました。 河口湖での「脱ライトワーミング」には 去年の釣行である程度成功していると言って良いし、 今回はそれにさらに自信をつけるべく、 ベイトタックルオンリーでの勝負!
あっ、あらかじめ言っときますが、今回の釣行記は自慢写真ばっかりです。 あしからず(笑)

5月18日その1 タイミング良いのか悪いのか…

「河口湖好調!」って話がこれだけ出回っているとなると当然人も多いだろうし、 そんな中巻物系やるのはちょっと辛いかなぁと思っていたら、 なんともタイミング良くこの日の天気は小雨。 土曜日だしこれで釣り人も少なくなるだろう…

戦力補強のため、まずは某ショップへ。 そこでふと掲示板を見てみると、なんと 昨日2000kgの放流があったそうな。 ラッキーと思う反面、ちょっといやな予感が…
早速放流ポイントのひとつである大池公園へいってみると、 悪い予感も的中してこの悪天候の中すごい人。 すぐにその場をあきらめて、湖周を時計回りにほぼ半周したかたちで通称ラジコン岬へ。 この西側のワンドの奥にある長浜駐車場前も今回の放流ポイントのひとつなのですが、 このあたりってあんまり人気がないみたい。 この広い浜辺に釣り人は我々のみ。

しかしそれもそのはず、ベイトの姿は結構あるものの、 バイブやシャロークランクを投げ倒してもノーバイト。 はやくも挫折の予感。
「ライトリグでやって見たら?」
悪魔の声が聞こえる…

5月18日その2 USF(未確認遊泳魚体)捕獲!

未知との遭遇
このまま50になったらすごいよ
続いて向かったのがお得意の扇崎。 が、ここではマス釣りの人が2組入っていたので投げることはできず、 そのまま湖岸を歩いて東隣の桑崎へ。 今回はめずらしくこの場所でも放流が行われたようで、 ワンド奥にはボートやらおかっぱりの人やらがびっしりだったんですが、 西側の浜辺は漁協の駐車場からは行きづらいということもあってか先行者はなし。 扇崎から歩いてきた我々は幸運にも独占状態でした。

で、相方はシャロークランクを、私はバイブレーションをキャスト開始。 すると相方の2,3投目に早速のヒット。 あがってきたのは長さこそ25程度なんですが、妙に太っていてやたら重い。 体色も妙に黄色っぽくて、 一見してこれが噂の今年の放流バスかと分かる奴でした。 ルアーも丸のみ。なかなか元気な奴です。

相方はその後すぐに2本目をヒットさせたので、 私も慌ててシャロークランクにチェンジ。 すると代えて1投目にいきなりヒットしたのですが、悲しいかなニジマス。 でもすぐその後に岸際のブレイク付近でヒット。 これもサイズ的には30ないぐらいなんですが、 妙に寸詰まりで見たこともない体型のバス。 うれしいっちゃうれしいんですが、 こうもあからさまに「私は放流バスですッ」 って体で訴えられてもなぁ…

5月18日その3 復活のきざし

その後しばらくはあたりもなくなり、 なんとなく思いつきでハワイ前に移動することに。 ひとまずボート屋のまん前はボートが多くて釣りづらかったので、 西側の大きなサンドバー地帯へ。
よく見ると岸近くをハヤとかにしてはちょっと大きい銀色の魚(マスなのか?) が結構いっぱいいて生命感はたっぷりなのですが、 しばらくスピナーをキャストするもののいまいち釣れる気がしない。
「もう移動しようかー」と相方に声をかけてルアーを巻き上げていると、 なんと突然ゴンッというアタリ。 でもナイロンラインだってこともあるのか実は一瞬根掛りかと思ったんですよねぇ。 だもんで巻き上げていたそのままの勢いでヌーっと引っ張ってしまって、 いきなりかなりの良型がジャンプ。あっという間にばれちゃいました。
「逃がした魚はなんとやら」といいますが、それにしてもホントいいサイズだった。

5月18日その4 バス釣はツーアウトから?

また今回もこのパターンか!ともうげっそりきちゃったんですが、 ここでふと冷静に考えて見た。
今回放流が行われた場所付近に行けば間違いなく放流バスがいて、 今年の放流バスは結構プラグの速い釣りに反応してくれる。 それは十分わかったし、その釣りはもう満足した。 だけど放流とは関係なくこの時期実績のある場所、 実はハワイ前もそのひとつなんだけど、 こう言う場所にいけば数は出なくてもネイティブと思われる いい魚が釣れる可能性が十分高いみたい。 ならば日暮れ間近の絶好の時間を自分の自信のある実績のある場所、 西湖放水路前のサンドバーで一発にかけて見ようと思いました。

さよならホーマー
ちょっと出来すぎだね
こういう小雨まじりの夕暮れで放水路というと、、 去年のラバジでの爆釣 が思い出されてならない。 当然今回もキャリラバで勝負。
まずは沖にキャストして底を引きずっていくと ブレイクらしきゴロゴロ感がある。 そこで時折とめてみてはあたりを聞いて見ると、 1投目からクンクンクンッという心地よいバイト。 しっかりさお先を送ってそこから一気にスラッグを巻き取ってから豪快にフッキング。 が、16lbのラインがいとも簡単にあわせ切れ。
すぐにリグり直してキャストすると、また同じ場所で同じようにバイトがっ。 すかさずあわせると今回はしっかりとフッキング成功。 あがってきたのはアフターなのかややスマートだけど十分満足な41cm!
わずか2投で勝負あり。 河口湖は絶対私を裏切らない!!

5月19日 後は消化試合みたいなもんですわ

もう昨日の最後の一発で十分満足なはずだったんですけどねぇ、バサーって奴は…

この日は余裕かまして昼前からののんびりスタート。 が、かましすぎで「前略」ってかんじの結果に… 途中激しい雨が降ったりもしてあっという間の夕刻。
今日もまたお約束の放水路方面へ。 でもこの日は西からの風が強い。 あそこは背中に風を受けて釣る状況の時はたいがい不発なんです。 ベイトが流されちゃうんでしょうか?
で、今日は駐車場を出てから放水路とは逆、 奥河口湖マリンのある流れ込みの方へ。 やはりこちらはベイトも豊富で時折激しいライズも。

そして今日もまた
ちょっと出来すぎだね
そこでまずはスピナーで表層引きをしてみると、 かなり沖の方で小さなバイト。が乗らず。 ここは足下からかなり深さがあるので、いろいろな層を試してみようと思い、 相方はグラブのテキサス、私はプレデターをキャスト。
すると相方の竿先にすぐさま生命感が。 ゆっくりあわせてみると、竿がぐっと絞り込まれる。 間違いない大物だ!

このHP用にファイト中の写真でも撮ってやろうと思い、 相方の様子を気にしつつ、今投げたばかりのルアーを回収にかかる。 が、すぐ足下まで戻ってきたときにふと水中をみると、 なにやら大きな魚体がギラリ。
このとき手元には何ら感触はなかったのですが、 まさかまさに今自分のルアーに食いついたんではなかろうか?と思い、 ぐーっとあわせてみる。 するとやっぱり乗っているではないか! しかもこれまたデカいっ!!
しかしこのとき相方はまだ大物と格闘中。 私ものんびり楽しんでいられず、 G.Loomisのパワーに任せてさっさとランディング成功。 すぐさま相方の方に目をやると、あれ?それなんか変だねぇ。
よくよくみるとなんとニジマス。 でもまるまる太った50クラス。 まぁ間違いない大物だ(笑) 前回の琵琶湖に引続き、さすが相方は日本一の外道師だ(笑)

ちなみに私のバスは47cm! そして相方はこの後シャロークランクでちょっとしたフィーバーに。
もう今回はホントお腹いっぱいですわ。

目次に戻る


K&T Original