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'02 Report



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Fishing Report
釣行レポート
涼しい顔してバンバン爆釣…桧原湖+須賀川野池群(7月27、28日+8月3、4日)

とぼけた顔してソフトクリーム
梅雨もあけ、暑い日の続く今日このごろ。 涼を求め、桧原湖に行ってまいりました。 だって他に行くとこ思いつかないんですもの。 涼しいし、静かだし、おまけに良く釣れるし。 もう言うことないっす。


7月27日 あくまで避暑ですから

今回は北端のエリアを探ってみようかと思ってちょっと本で調べてみると、 このあたりは神社の鳥居が水没していたり、 お墓の跡があったりするらしい。 別の意味で涼しい…
小学校の前あたりからフローターで入水しようかと思ったのですが、 行って見ると結構先行者が居る。と言っても4、5組ですが…
ちょっと悩みながらいつものエリアに下っていくと、 先行者の車もないし、何より森林の中でホントに涼しい。 ってことで結局ここで。

なんとなくリゾート
のんびり準備して、入水したのはお昼前。 去年は深場をラバジで攻めて、数サイズともに非常に良かったんですが、 よく考えると私はスモールに関してはほとんど ラバジでしか釣っていないので、 今回はちょっと別のもので釣ってみたいなと考えていました。 なので、岸際のシャローを中心にまずはスピナベで。 スモールにスピナベってのもあまり聞かないので、 その辺にもちょっと興味がありまして…

入水してあたりを見渡すと、驚くほど水がクリアです。 北のエリアは土質のところが多く、いつもなら南と比べると ややスティン気味の水質なんですが、 今日は3mぐらいのところでも底に沈んでいる物がはっきり見えます。
で、少し沖に出て下を覗くと、前回の釣行では無かったのか 気がつかなかっただけなのか、良質のウィードがびっしりと茂っている。 これはとばかりにスピナベを投げまくってみたのですがノーバイト。 シャロークランクの相方にも全く気配無し。 ところがフォローに投入した常吉にすかさずヒット。
もしかするとフローターでスピニングでスモールを 釣ったのははじめてかもしれない。 サイズは28cmと決して大きくありませんでしたが、 下へ下へ潜るスピードはすさまじく、ドラグが何度となくジャージャーと響く。 やっぱりスモールはオフショアで 釣った方がこの独特に引きを堪能できます。

この後はさらに北に流し、水中島のまわりではもう大爆釣。 夕方には相方がトップでも2本釣って大満足の初日。 いや桧原湖はもう十分。


7月28日その1 良いことなし(T-T)

初日にあんまりよく釣れたんで、2日目は桧原湖を離れ、 帰りの方向に車を進めて須賀川の野池群へ。 地形図を見ると結構たくさんの池があるんで期待が膨らみます。

最初に入ったのは、須賀川ICから少しにしに位置するやや大きな池。 着いて見ると、驚いたことにレンタルボートらしき物が数艇浮いている。 どうやらバスが居るのは確からしいのですが、 ちょっといやな予感が…
とりあえず最上流の方に入り、ちょろちょろとした流れ込みまわりを覗き込むと、 小さいながらたくさんのバスの姿が。 そこで早速スピナベをキャストすると、数投目にボチャンとルアーが足元に落ちる。 あれっ?っと思ってよく見ると、 なんとロッドが真っ二つに折れているではないか!?
購入当初にすっころんでつけてしまった傷が原因なんだろうか? ここまでよくがんばってくれたんですが、最近特に使用頻度が上がっていただけにショックです。
なんだか人も多いし縁起も悪いので移動することにしました。

で、この後結構広範囲にたくさんの池を回ったのですが、とにかく釣れない。 というか釣りが出来ない。 なんかやたら鯉が多いなぁなんて思ってたら、 「こらぁ!ここは養魚場だぁぞぉ」なんて怒られちゃったりして、 まわった池のほとんどが鯉の養魚場。
なんか最初の池に行った時に、どうしてこんな程度の規模の池で レンタルボート屋が成立するんだろう?といやな予感はしていたのですが、 どうもこのあたりでバス釣りの出来る池は他にほとんどないようです。
非常に楽しみだったのに、釣れないは竿は折れるは怒られるはで良いことなしです(T-T) 


7月28日その2 とんぼ返りなのだぁ

いっくらでも釣れます
初日あんだけ釣って、いやもういいやと散々言っていたくせに、 こうも欲求不満ばかりがつのると無性に魚に触りたくってしかたがなくなる。 だもんで午前中で須賀川を見切り、気が付けばまたも桧原湖畔にとんぼ返り。 自分自身、まさかこんなことをするとは予想もしていなかった…

桧原湖に戻ってきたのは2時ぐらい。 とにかく釣りたい盛りだったので、なにも考えずに昨日と同じエリアへ。 入水してまず真っ先に例の水中島へ向うと、なにやら薄黒い浮遊物のような物がいっぱいたまっている様子。 何だろうと思って近づいて見ると、なんと全部バスではないか!?
とりあえずセットしてあった常吉を投げこむと、もうぼんぼん釣れちゃう。 サイズは27,8と中小型がほとんどですが、まぁこれぐらいならスピニングで釣るとかなり楽しめる。

結局5時ぐらいまでの間にゆうに20本以上は釣ったでしょう。 その後はウィードエリアの方に移動して、トップでもちょこちょこと。 いやはやこの日は本当によく釣った。


8月3日 他の場所に行く理由がない

この日は出発が遅れたせいもあって、渋滞にはまって湖岸にたどり着いたのは2時ぐらい。 なにも考えずにまた例の場所で入水。 桧原湖はここのところずっと放水されているらしく、雨はちょくちょく降っているものの、 先週よりさらに50cmぐらい減水していて、湖岸の雰囲気がだいぶ変わっている。 あの水中島も水中島じゃなくなってました。 水質もやや濁りが入っていて、先週のような透明度はありません。
そのせいなのか、バスも先週のようにどシャローに集まってサスペンドしてる様子はなく、 試しに先週同様水中島に向って常吉をほおって見たのですが、待てど暮らせどバイトがありません。

ところがやや沖目を3incセンコーのワッキーで流していた相方は一投目からいきなりのHIT! それも5連続。
サイズはやはり27、8くらい。 どうも先週シャローに集まっていた魚が少し深いほうへ移動した様子で、 大体水深4〜5mの間で集中して釣れました。 が、だいぶ浮き気味だったようで、先週良かった常吉で底を引きずっていても全然で、 釣れるのはワッキー使いの相方ばかりでした…
それでもまぁ夕方にはトップでもだいぶ反応があって、 やっぱりこの場所ってよく釣れる。

それにしても、夕方になると半袖じゃぁ寒くてたまらん!

8月4日 隣りの芝って青いのか?

いかにも南っぽい湖岸
どんな桧原湖のガイドブックを見ても、 例の場所は間違いなく「釣れない」とか「魚影が薄い」とか書かれている。 ならば他の場所はどんだけ釣れるんだ?ってことで、 あそこにかなうポイントを探しに、 この日は他の場所に行って見ることにしました。

まず向かってみたのは手近な入り船ワンド。 この日はやや日差しが強く風もあったので、 対岸の風があたっている日陰の岬へ。 このワンドでここで釣れなきゃどこで釣れるの? ってぐらいのポイントに常吉を投入。 するとウィードの中で早速のHIT! しかしあがってきたのは10cmぐらいの超極マメ。
その後も普通なら釣れるでしょってところを いろいろと打っていったんですがノーバイト。 なんか思いのほか水も良くないみたいであんまり釣れる気もしない。 入水して2時間ほどで移動することにしました。

ここが一番良く釣れたりして…
続いて向かったのは桧原湖最北の地、大川の流れ込み付近です。 ちょうどこの頃雷雲が近づいてきていたので、 ちょっと入水を待ってしばし桟橋からおかっぱり。 係留された船や桟橋の陰をのぞくとデカバスがうじゃうじゃ。 ところがよく見ると、そのほとんどがラージマウス。 明らかにスモールとラージでは好む場所が違うんだなぁと感じました。

さて、しばらくして雷雲も去ったので入水してみたのですが、 これがまた全然釣れない。 このあたりは全体的に浅く、前日の状況から考えると もう少し深い場所を探して探った方が良いのかなぁとも思ったのですが、 それにしても釣れなさすぎる。 結局2時間ぐらい頑張ってみたのですが、釣れたのは桟橋での おかっぱりで上げた1本のみ。 この後相方が急にお腹が痛いと言いだしたので、結局このまま納竿。 ちょっとは切れの悪い終わり方ですが、 結論を言うとやっぱりあそこってやっぱりよく釣れる。

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