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'03 Report



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Fishing Report
釣行レポート
第三回チキチキバス釣り合宿…河口湖(6月14日)

苦悩オールスターズ
作戦会議中
ようやく「恒例」と呼ぶにふさわしくなってきた、 コバッチこと小林さん主催のバス釣り合宿。 残念ながら私は日曜日にちょっと用事があって、 今回は土曜日のみの単日参加となりました。
例年意外と苦労するこの時期の河口湖。 今年こそは「苦悩の合宿」脱却なるか…

その1 恒例の待ち合わせ

毎年コバッチに「来るのが遅い」と怒られるので、 今回は頑張って3時半起き。最近の私は実に釣り人らしい。
恒例の集合場所である扇崎に着いたのは6時ごろ。 コバッチらはすでに釣りを始めていましたが、 着いたのはほんの30分ほど前らしく、まだ釣れてないらしい。

早速我々も釣り開始…と行きたいところなんですが、 困ったことにずいぶん増水していてほとんど足場がない。 しかたがないのでサンダルに履き替え、 ズボンを捲り上げて水辺をザブザブ突き進むことに。
扇崎から二町にかけてのエリアはほぼ水没していてほとんど誰も入っていなかったので、 このあたりを移動しながら相方はシャロークランクで、私はスピナベでテンポよく攻めていく。

しばらく進んでいくと岸際に見えバスを発見したので、 試しにちょい投げでスピナベをバスの目の前に通してみた。 するとすごい勢いでルアーに寄ってきて、なんの躊躇もなくいきなりバイト。 残念ながらフッキングは出来なかったんですが、活性はかなり高い様子。 まぁたいしたサイズではなかったので、深追いせずにキャストを繰り返していると、 程なくしてまたバイト。が、これもフッキングできず…
なんかおかしいなぁと思ってルアーを確認して見ると、 フックの先に透明なビニールカバーが着いていた… あれもっと目立つ色のにしてよ!

でもまぁこの調子ならと思ってキャストを繰り返したのですが、 このバイトを最後にあとはさっぱり。 コバッチ達もさっぱりのようで、早くも別のポイントに移動することに。 我々だけは残ってライトリグに切り替えて粘って見たんですが、 結局だめだったので少し遅れて扇崎を後にすることにしました。

その2 恒例の作戦タイム

さてコバッチ達が次ぎに行くところと言えば、 奥河口湖マリンの横であることは言うまでもない。 なのでそちら方向に車を進めていたんだけど、 対岸付近からそちらの方を見てみるとずいぶん混み合っているように見えたので、 合流を諦めてラジコン岬に立ち寄って見ることに。

外道王返上か?
そうやるほどのサイズじゃないって
ここではもう始めっからライトリグのみ。 私はダウンショット、相方はグラブのノーシンカーで、 ワンド方向に進みながら攻めていく。 すると所々にいい感じのウィードがあるようで、 そういう場所でねばってみると単発ながらあたりが得られ、 程なくして相方に待望のHIT。しかも2連発。

サイズはどちらも30弱と型がそろっていて、しかも口が小さく、 恐らく最近ワンド内で放流されたバスと思われます。 とすると、こんなのが固まってこの辺にいるんだろうから、 この調子でやっていけば数は釣れるのかな?… と思ったんですが、色々試して見たけどその後はノーバイト。

この時すでに11時半。 コバッチに電話してみると、やっぱりマリン横にいるらしい。 で、そちらも相当厳しいらしく、例年以上に苦悩している様子。 ここはちょっと早めに恒例の プロバンスでの作戦タイムをとることに。

その3 そして恒例の爆釣なるか

うへぇ〜
ボートでそれはないでしょ

食事もとって、午後からの作戦は完璧。 とりあえず夕方まで時間をつぶそう!
…ということで、コバッチ達は夜のお買い物へ。 我々は庭に植えるハーブでも見にロイヤルワンドのハーブ館へ。 もはやダルダル状態…
だって一応ロイヤルワンドも覗いて見たんですが、ごらんのような人だかり。 これじゃぁ竿出す気にもならん。 でも大橋のあたりまでくると、途端に閑散としてるんですよね。 それだけ他が釣れなく、みんなすがる思いで 放流ポイントに集まってるんだろうなぁ…

しばらくするとコバッチが買い物を終えたので、 小海に集まって再び苦悩タイム。 富士ビュー前ワンドの桟橋あたりから、 はるばる隣のワンドのボート屋の方まで攻めまわったのですがノーバイト。
そこでいったん駐車場の方に戻ってくると、急にここで土砂降りの雨が。 皆は車で天気の回復を待つということだったので、 夕方また扇崎に集結することにして、 我々だけ午前中にやらなかったマリン横に行って見ることに。

雨は時折小降りにもなるんだけど、 すぐまた激しくなったりするんでさすがに人がいない。 日中の強い日差しもなくなったおかげか、たまにだけどライズも出るようになったので、 とにかくトップを投げまくる。 周りは恐らくノーシンカーかなにかでスローに攻めてたんだけど、 これも全く釣れている様子はなかったので、 どうせ釣れないなら強気に押していこうと割りきった。
で、5時ごろから扇崎に集結して、最後の望みにかける。 そう言えば去年もだいぶ苦悩して、 でも夕方にスピナベで爆釣したなぁなんて都合のいいことを思い出したりして…

ここで私はバジングクランク(RatATat)を、相方はシャロークランクで攻める。 途中私のこのばかでっかいルアーに何度かバイトがあったのですが、 魚が小さ過ぎるのか、まるでイルカのショーのように ルアーがポーンと跳ね上げられるだけでした。
一方相方の方は最近すっかり釣りビジョンに影響されているようで、 こういう厳しい時にあのプロはこうしてたとか、ああしてたとか、 そんなことを言いながら一人ザブザブと隣のワンドまで行ってしまった。 が、プロのようにうまくは行かなかったらしい。

結局この後急に激しく雨が降り出してやむなく終了。 恒例の苦悩の釣り大会は、過去最大の苦悩で幕を閉じました。

まとめ

もはや苦行か?
足場まるでなし
えー、お気づきの方もあるかと思いますが、 あえて報告しますと、わたくしノーフィッシュでございます。 この時期の河口湖でノーフィッシュですよ!!
しかし皆さん、笑って聞いてられるのも今のうち。 だって最近河口湖で行われたトーナメントとかでも、 ウェイイン率50%以下、リミット率0%なんてのがあるんですから。 私だけの問題でなく、実際それぐらい厳しいみたいです。

原因は良く分かりませんが、今年はとにかくウィードの発育が悪いみたいで、 そのへんが少し関係しているかもしれませんね。 発育が悪い要因としては、増水ぎみのために日光が届きにくいとか、 水温が上がりにくいといったことが考えられると思いますが、 それでもなお西湖放水口はがんがん放水してましたので、 この状態はしばらく変わらないのかもしれません。

今年の河口湖が釣れていないというのは釣り人の出足の方にもはっきりと現れていて、 ロイヤルだけは別物ですが、それ以外の場所では例年とは比べ物にならないほど閑散としていました。 でもこの釣果ならそりゃそうでしょうね。 まぁこれ読んでそれでも行きたいって方は、ぜひウェーダーなんぞのご用意を。 なんせ足場も少ないですから。 まぁ私は多分今年はもういかないと思いますけどね…ふんっ

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