裏磐梯移住計画? … 小野川湖ほか(7月28日〜8月3日) |
約1週間の夏休みを利用して、裏磐梯でのんびりしてきました。
釣りしたり、サイクリングしたり、散策したり…
これほど気持ちのよい休日の過ごし方はほかにないよ!
7月28日 家作り
さて、途中の道のりもかなりだらだらと走ったもんだから、
目的地の庄助キャンプ場に到着したのは夕方5時前くらい。
月曜日のこんな時間にやってくる客なんてたぶん我々ぐらいのもんだわな。
管理人の司さんも、「いっつも急に来るんだからぁ」と苦笑いしながら、
はじめてのタープ設営を手伝ってくれました。
おかげで小野川湖畔に立派な我家が完成しました。
7月29日 ご近所周り
さて移住初日。
これから一週間近く滞在するんだから、
なにもそんなに焦って釣りすることもないでしょう。
ということで、のんびり朝食なんぞ。
食パンにスクランブルエッグとソーセージ&エスプレッソ。
これで「野営」時代からも脱却?
とまぁこんな感じでアウトドアを気取ってみたんですが、 やはり本業はバサーなんで、 夕方ぐらいにのこのことフローターに出かけてみることに。 それにしても釣りしようって時になって、 さっきまでの晴天がうそのように急に結構な雨が降って来た。 が、なにもそんなに焦って釣りすることもないはずの我々なのに、 なぜか「釣りしよう」と思うと雨だろうとお構いなし。 ひとまずこの裏磐梯エリアの状況を判断するために、 桧原湖のいつもの鼻筋エリアへ。
入水してまずは二人ともTOPから。相方はコトカス(ミノーポップ)、私はジタバグ。 前回の釣行を思い出して、しばらく止めてみたりとかもしてみたんだけど応答なし。 多少のシトシト雨ぐらいだったらTOPで出そうな雰囲気なんだけど、 こんだけザバザバ降っちゃうと、少し沈みぎみなのかも。 ちょうど水中島のあたりにたどり着いたし、 そろそろ魚にも触りたいしということで常吉にチェンジ。 が、それでもなお音沙汰なし。 そう言えば魚探のフィッシュアラームも沈黙したままで、 深場を引きずってみても全くのノーバイト。 さすがにここは、と思われる流れ込みのまん前にキャストするとようやくヒット。 が、それでも上がってくるのは20cm程度。しかも2匹でおわり。
結局この後もシャローの岸際にキャストすればまぁまぁ釣れるには釣れる状況ではあったのですが、
数もサイズも去年、一昨年の同時期とは比べ物にならないぐらいしょぼい。
ある程度深い場所でもベイトの反応すら皆無。
一体どうしちゃったんだろう…
7月30日 晴耕雨読
この日は早朝から結構な雨。 こんな日はお客さんもなくて静かな一日だろうと思っていたら、 それでも5、6組がボートで出ていった。 バサーってほんとアホだ。自分もだけど…
この日はちょっとのんびりした後、
昼前ぐらいにわざわざ郡山まで出かけてみる。
で、ちょっとアウトドア用品なんぞを買い足してから、
猪苗代のスーパーで食料調達&お洗濯。
なんだかすっかり日常生活。
キャンプ場に戻ってきた15時頃には雨もすっかりやんだ様子だったので、
早速フローターで出撃。なんだかんだで結構忙しい。
さて、昨日の桧原湖のポイントではちょっと水も悪くてベイトの姿が全くなかったので、 今日はボディーウォーターに面した立ち木などのストラクチャーを狙ってみようかと。 と言うのも、去年も似たような状況で桧原の馬の首エリアに行って成功したのをふと思い出したもんで。 ただあそこは風や流れがまともにあたっているので、フローターでは結構辛かったんですよね。 なので「仮想馬の首」ということで小野川湖放水口へ向うことに。
最初のうちはまたジタバグから。でも自身も反応もなくすぐに常吉へ。
すると変えて早々に岸際でバイト。が、どうも小さいようでのらない。
やはりこのパターンは桧原湖でも小野川湖でも同じようです。
なので少し沖目に出て、いよいよ本命の立ち木へ。
やや水かさが増していて立ち木は完全に水没しているんですが、
水質がとにかくクリアなので容易に位置を確認できる。
やや離れたところからキャストして、スイミングぎみにルアーを通してみると、
すぐさま鈍い重量感が伝わる。
あわせてみると、今回最大となる32cmのスモール。
それからしばらくは着水と同時にバイトがあったりで、
ようやく裏磐梯フィッシングらしくなってきた。
が、それもあんまり長続きせず、しばらくすると全く音沙汰がなくなってしまってそのまま終了。
岸に上がってみると、さっきまですごい勢いで流れていた放水口がすっかり静まり返っていた。
あとで聞いた話によると、この放水口は平日の8:30〜17:00までのあいだだけ動いているらしい。
やっぱり魚の活性と水の流れには、特にこの時期は大きな関係があるのだろうな…
7月31日&8月1日 出漁
一応朝食なんぞを食べて9時過ぎに出船。 今日の目的は魚を釣るというのはもちろんなんだけど、 今年も9月に開催される庄助CUPをにらんで、 もうちょっとエレキの操船とバッテリーのコントロールを上達させること。 なので、本当は上流の流れ込みとかに一気に行きたいところなんだけど、 出力をせいぜい3、4速におさえて、島エリアから順に北岸を流して行く。
庄助ワンドを抜けるとすぐに左手にまず最初の流れ込みが出てくる。 この周辺とこの流れがあたる小さなハンプ群は何気に 今回の本命ポイントと思っていたのですが、 結構時間をかけてみたもののノーバイト。 去年はこの時期フローターで軽く流しただけでも2桁は釣れていたエリアだけに、 初日の桧原の厳しさが小野川湖にも通じるものだと感じる。
去年の大会ではあえて避けて通ったこの島エリアですが、 結果からみるとこのエリアをうまくこなせるかどうかが鍵になりそう。 なんとか苦手意識を克服しようとしばらくうろうろしてみたんですが、 かろうじて白鳥島で2、3本取ったものの、 いずれも200gにも満たないまめっ子ばかり。 どうにもどこを回っても似たような風景に思えてしまって、 これ以上創造力が膨らまなくてギブアップ。 結局苦手意識をぬぐえないまま島エリアを抜ける。
結局終ってみれば本数は15本ぐらいは釣れるものの、
上位3本の総重量では1Kgにも満たない結果に。
でもまあ今日の状況ではこんなもんだったのかなぁなんて思っていたら、
常連さんの中には50本近く、
しかも40up1本に30upも9本釣った方がいた。
やはりなにか「やりよう」があるんだなぁと言う事で、
次ぎの日はサイズを意識してラバジでやや深めの場所を中心に攻めてみた。
が、確かにサイズは多少上がったものの、それでも3本でようやく1Kg程度。
かろうじて相方が30後半のまずまずのサイズを1本上げたものの、
その「やりよう」をみつけるには至りませんでした。
庄助CUPまであと1ヶ月半。出るからにはなんとかせねば…
8月2日 ご近所付き合い?
午前中はぶらぶらと五色沼を散策して帰ってくると、 昨日から来ていた家族がスイカ割りをしていたので、 我々もご馳走になりました。 そしたらすっかり子供たちになつかれてしまって、 水辺で一緒に魚をすくったりして遊んでました。 すると驚いたことに、水辺でずっとピチピチしていた小魚の群れは みんなワカサギである事が判明。 どうりで今年は深場を探っていてもぜんぜん魚探にベイトが映らないなぁと思っていたら、 実はまだこんなに小さくて沖を回遊出来ないでいるんだと分かりました。
そんなこんなで遊んでいるうちに、子供達が釣りをしたいと言い出したので、 私のスピニングを持ち出してキャンプ場前でちょっとやってみることに。 まぁこれだけベイトがいれば小さいのなら簡単に釣れるだろうと思って、 マス針にグラスミノーSSをつけたスプリットショットをチョイ投げさせてみました。 すると子供といえど結構上手いもんで、超マメながら一投目からヒット。 合わせが上手くできなかったのでばれてしまいましたが、 この調子ならまずまず楽しめるだろうと思っていたら、 案の定立て続けにヒット。 しかし今度はこれが予想外の大物! 我々が2日間苦労してようやく釣り上げるようなサイズを いともあっさり釣り上げられてしまいました…
8月3日 一時帰国? その前に
そして帰り際には司さんが今年購入した自慢の新艇に載せていただいて、
長いようで短かった裏磐梯の夏休みを締めくくり。
いろんな方々のおかげで、本当に楽しい日々を過ごす事ができました。
いつか本当にここに住める日が来ると良いなぁ。