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July.25.1997

'04 Report



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目次

Fishing Report
釣行レポート
小野川湖ステップアップ講座 … 裏磐梯エリア(8月31日〜9月5日)

あんた誰?
?
長々とおあずけをくらっていた夏休みがようやくとれたので、 自己啓発(?)のため、また裏磐梯エリアに長期遠征してきました。
もちろん今回も小野川湖畔の庄助キャンプ場にお世話になりました。

8月31日 風と共に現れる

9連休を丸々裏磐梯で遊び切ってやるっ!とばかりに私も相方も意気込んでいたのですが、 よりにもよってここ数年で最強とも言われる 台風16号の接近のおかげで、 しばしおとなしく自宅待機のはめに。

31日の朝になって、ようやく東北地方を抜けてくれたので、お昼頃に川崎を出発。 嵐の過ぎた静かなキャンプ場に到着したのは4時過ぎだったか。 我々を出向えてくれた司さん以外は誰もいません。

司さん>「で、いつまで?」
我々>「んー、日曜日までだから5泊かな」
司さん>「また長いなぁ…(苦笑)」

こうして非日常的な楽しい生活がはじまります。

9月1日その1 同船者の意外な反応

さて、釣り初日。この日はのんびり昼過ぎから出航。 向ったのは放水口や立ち木などのストラクチャーが豊富な上流の南岸エリア。

まずは放水口のワンド。 この日は平日なので、放水口が開いていると思ったんですが、 見た感じではあまり水が動いている様子はない。 ただ帰るころにはかなり減水していたので、実際には相当放水していたみたいで、 お盆の時と比べて透明度はかなり良くなっていました。 が、ボートが進んだ後の軌跡の泡はいつまでも消えずに残っていて、 相変わらずターン真っ只中の様子。

で、ワンドを見きり、一気に抜け出して上流方向へ。 この辺りは小さなワンドが連続するエリアなので、 その両端の岬とそれに絡む立ち木を打っていくことに。
しかしこの日も下流方向からの風が結構強く、 ボートポジションのキープがかなり難しい。 そこで今回はちょっと考えた。

これまでの操船
いつもはボートに乗る二人ともが同じポイントに同等にアプローチできるように、 なるべくボートの側面が狙うポイントに向くように操船しようとしていました。 だから図のような格好でポイントにアプローチすると、風で後ろ側がポイントよりに流される。 エレキは前に付いてるから、前側の向きもポイントよりにコントロールするしかなくて、 気がつくとポイントの上を通過しちゃって台無しになる。

開き直った操船
だけど前側だけをポイントに向けることだけ考えるなら、実はそう難しくない。 図のような向きでアプローチすれば、 ポイントに向かって船首を中心に円を描きながらきっちり攻める事ができる。
ただし、もちろんそれは船首側に座る私だけ。 ある意味なかば相方の釣りは無視。

相方にはちょっと申し訳ないなと思いつつ、 しかしだからと言って共倒れしてもなぁと開き直る。 おかげで今までどこを狙って釣りしているのか見失いがちだったのがずいぶん改善され、 岬の先端とか、それにからむストラクチャーだとか、 それらしいいかにもな場所で確実に魚が取れるようになりました。
なんだ、今まで釣れなかったのは、要するに釣りが出来てなかったのか。

で、その日の夜、結局この日は一尾もキャッチできなかった相方に、 実は今日こんなことを考えて操船していたんだと言うことを告白しました。 そうしたら相方からは意外な反応が。
どうやら今日の私の操船は、後ろから見ていてずいぶん自信に満ちていたらしく、 どういう順番にどこを狙おうとしているのかが分かりやすかったらしい。 なので、後ろに乗る同船者としてはかえってやりやすかったんだそうな。
それにそもそも相方は一点をじっくり攻めるより、巻物で広範囲を攻めるのが好きなので、 船尾側が大きく動くこの操船の方がかえって良かったみたい。 実際キャッチにまでは至らなかったんだけど、実は結構バイトはあったんですよ。 結局私の開き直りは、良い方向に新たなコンビネーションを生んだらしい。

9月1日その2 おまけ

大物との大格闘
この正体はキャンプ場の水槽に
実はこの日の釣りにはまだこんな続きがありました。

夕方になって風もおさまると、辺りでは一斉にボイルが始まりお楽しみのトップタイムへ。 今回のために購入しておいた小型のセミルアーを結び、 岬の先端にキャスト。 するとすぐさま「ボゴッ」と出た!
ためを作って慎重にあわせる。確かな重量感!

「おぉっ、これ結構でかいぞ」

スピニングロッドが思いっきり引きこまれる。 遂にスモール40UPか!?と思いきや、なんか引きが違う。
ん、ラージ? しかしこの妙なうねり。まっ、まさか!
そう、そのまさかのあれでした。 前回の小野川湖遠征でおいしくいただいた、あのナマズさん。 しかも丸々太ってデカイ!

結局こいつとのやり取りで20分近くを費やしてしまい、 せっかくのトップタイムもおじゃん。 もぉ、遂に来たかと思ったのに…まっ、初日からいきなりじゃねぇ。

9月2日 デコdeデコボコ

今年の天気に「台風一過」というのはないらしい。

この日は朝から雨。 午後になっても全くやむ気配がなかったので、 釣りは諦めてドライブでもすることに。 スキーシーズンを見据えてグランデコを下見してきました。

ゲレンデを登り始めるファルコン
下に見えるのはゴンドラ乗り場
デコへはキャンプ場からわずか15分ほど。 ホテルやゴンドラ乗り場なんかを見てまわりました。 が、いまいちゲレンデの全体像が見えなかったので、 ゲレンデ脇に立っていた周辺案内の看板を見てみると、 なんと看板にはあの魅力的な文言が!

「林道」だって

しかも今立ってるところがその入り口だなんて… って、えっ?ここゲレンデなんですけど!?

そうなんです。どうやらゲレンデを登る林道らしいんです。 最初はホントにここ上れるのかなって半信半疑だったんですが、 案内図によれば終点はその先につづく自然遊歩道の入り口駐車場になっていたので、 それなりの道なんだろうなと判断して行ってみることに。

が、上り始めて早々ちょっとビックリ。 道幅は十分広いんだけど、ここ最近の雨のせいか、道の半分がまるで川と化している。 ある意味これは沢のぼり。セダンなんかじゃ絶対無理でしょって感じ。
でも、先日富士山で林道デビューを果たした我々とファルコンにとっては、 この適度な難易度がたまらない。 沢を越えたりまたいだり、眼下に霧の海を眺めながらのちょっとした探険気分。 思いがけないイベントで、雨の憂うつなんてすっかり吹き飛んでしまいました。

9月3日その1 編集長っ!

恐らくこんな感じでした
編集長が写真を撮っていないんです!
この日は昨日と打って変わって晴天の釣り日より。 と言っても、実は昨日雨の中でも釣りに出ていたお客さんは結構いたのです。
で、その方々に状況を聞いて見たところ、 キャンプ場のすぐ西隣にある大きな流れ込み前で爆釣だったらしい。

「ふーん、そんないいところがあるんだ」

そう、実は私、キャンプ場を出たらいつもすぐに東の方に行ってしまうので、 西側のその流れ込みって行ったこともなければ見たこともないのです。 なーんてことを司さんに話したら、「そりゃぁモグリだ」 ってたいそうビックリされちゃいました。 で、たまたま午前中に私は別にやっておきたいことがあって、相方が一人暇そうにしていたので、 なんと司さんが相方を連れてワンド内のポイントをガイドしてくれました。
なんというありがたき幸せ。

ところが!!
ポイントには先行者がいたりして、結局魚は釣れなかったのは良いとして、 司さん直々にガイドしてもらうだなんてそんなチャンスはそうあるもんじゃないにもかかわらず、 肝心の写真を1枚も撮っていないんです。 全く困った編集長ですわ。

9月3日その2 いい物みつけた

気絶10秒前
さて、午後は満を持しての出航。 例の流れ込みは相変わらず人が多そうだったので、 今日もやっぱり東に向けてまっしぐら。 初日に南岸を流したので、今日は北岸側を目指す。

最初に入ったのは、島エリア最東端にある小さな島。 一昨年の庄助CUPで私がメインとしていたポイントです。
ここでは入って早々にまず相方のワッキーにバイト。 残念ながらこれはのせられなかったものの、 今度は私のグラブのスプリットショットにバイト。 いきなりのいいサイズ…だったんだけど、取り込み寸前にばれてしまいました。
500gぐらいはありそうだったのに、 あんなの大会中にばらしちゃったりしたら、 そのまま気絶しちゃうかも(笑)

神秘のリザーバー(風)ゾーン
とりあえずあそこは釣れると言うことが確認できたので、 そのまま島エリアを抜けて上流方向へ。 ここから先は急に景色が変わり、リザーバー的な雰囲気に。 なので、ひたすら切り立った岸沿いを打っていく釣りになるんだけど、 それをライトリグでいちいちやってたんでは日が暮れてしまう。 最適なサーチベイトを模索しつつ先へ進む。

と、とある大きな岬の張り出しで激しいボイルが。 早速セミルアーをキャストすると、ルアーの後ろに黒い、いや茶色い影。 これまで見た事もないようなスモールのビックサイズが追いかけて来たのです。
残念ながらこいつに食わすことは出来なかったのですが、 その後もキャストをするたびに25cm前後のが次々にバイト。 こんなどピーカンの真昼間に、それもシェードとか関係なくトップで出るなんて。 しかも仮にトップでのらなくても、フォローでグラブを打ちこめば一発でしとめられる。

おぉっ、もしやこれって…

9月4日その1 脱モグリ

昨日の釣りがえらく楽しかった。 なので今日は朝から頑張っちゃうことにしました。
この日は土曜日だったので、人もいくぶん多かろうと気負ってました。 ところがフタを開けてみれば、我々より先に出たボートはなく、 その後も結局3組ぐらい来ただけでした。 むしろ平日より少ない。なんで?

どう見てもラージですが…
上から見るとスモールなんです
思いがけず朝の湖を独り占め出来てしまったので、 はじめてボートの進路を西に向ける。 巷でウワサの流れ込みと初のご対面。

うわっ、思っていたよりこりゃずっとすごいや。

まるでそのうちラフティングボートでも 下ってくるんじゃないかというような激流。(ちょっと大げさ) 水量も豊富で、かなり広範囲にまで影響を与えている感じ。 これは釣りごたえありそう。

まずはスプリットショットを流心に投げこみ、そのままナチュラルドリフト。 しばらくすると流れから少し外れたたるみに入り、底のコロコロ感が伝わる。 と、すぐにバイト。ほぅ、さすがウワサのポイント。
その後も同じような方法で次々にバイト。 さらには流れがもろにぶつかる対岸沿いをスピナベで流すと、今度はちびッ子ラージが。 が、よく見るとこれが色も模様も側面は丸っきりラージなんだけど、背中は丸っきりスモール。 小野川湖はハイブリットが多いみたいです。

そんなこんなで1時間ほどやって早朝の部は終了。 もうモグリだなんて言わないで。

9月4日その2 シメ

さて朝食後。
昨日の釣りで、セミトップ&スプリットという1つの形が決まった。 が、これだとベイトタックルが遊んでしまうのが ちょっと気に入らない。
そこで今日はジッターバグをサーチとしてベイトをメインに据え、 空いたスピニングにはミノーをセッティングしてみました。 虫パターンが外れた時の控えとして。

午前中は一通り島エリアを回ってみたんだけど、 相変わらず私にとってはぱっとしない。 それでもトップ&スプリットで良型ゲット。

午後は迷わず島エリアを抜ける。この日も昨日と同じく北岸側へ。
トップ&スプリットのパターンを南岸側でも試してみたいとも思ったのですが、 南岸はワンドや岬の規模が小粒なので、先行者がいたりするとリズムが狂いそう。 そんな高尚な理由をつけてみたりして…

まずは昨日デカバスを目撃した激しいボイル岬へ。 ところが今日はずいぶん物静か。 トップへの反応はなく、一応スプリットを入れてみてもダメ。 が、スプリットでも反応がなかったのはかえって幸運だったかもしれない。 昨日と何が変わったのかは分からないけど、一ヶ所にこだわる必要はない。 要はトップで探していけば良いんだなと。

成長の証?
こればらしてたら気絶じゃすまない
このパターンに自信を深めて進んで行くと、 すぐに新たなおいしい反応をみつけた。 さっそくスプリットを投入すると、見事に良型がヒット。 慎重にやり取りをしてなんとかボートに抜き上げた…と思ったら、 空中で外れて反対側に落ちた(笑)
って笑えない。

気を取りなおしてもう一度。 が、今度は張り出した木の枝に引っ掛かってしまった。 どうもスピニングではタイトに攻めづらい。
まだポイントをつぶしたくないので静かにラインを引っ張ると、運良く外れて落ちてくれた… と同時に今度はそのラインが激しく引っ張られる。 これはちょっとでかそうだ。

すかさずあわせる。 明らかに良く知るスモールの引き、明らかに始めての重量感。 どうも初日からばらしがやたら多かったので、私もそれを見守る相方も、とにかく心臓バクバク。 よっては潜り、よっては潜りの繰返しで、もう手がとどきそうでつかめない!

もう頼む―っ!

そんな思いで伸ばした手に遂につかまった獲物は、 スモール自己記録となる36.5cmの良型。 普段良く釣ってるラージだったら別になんとも思わないサイズなのに、 スモールで、しかもこれまで散々苦労した小野川湖でとなると、 思わず足が震えてしまいました。

まとめ

今回の遠征はめずらしく出来すぎ。
初日は操船のヒントを得て、まぁ外道とはいえ最終日の布石とも言える大物を釣り、 2日目は思いがけず林道と出会い、 3日目は1つのパターンをみつけ、 そしてシメにはその集大成とも言える自己記録更新を成し遂げる。

今回の遠征で、小野川湖に対して私は確実に進化した!
何よりそれが実感できるのは、 エレキの5速全開で小野川湖の島エリアを通りぬけることが出来るようになったんです。 いや、思わず笑ってる方もいるかもしれませんが、私にとってはすごい進化。 たぶんエレキに慣れたというのもあるし、島エリアの地形をだいぶ覚えたのもある。 とにかくボートに乗って釣りをしていて、こんなに釣りに集中できるようになったのは大きい。 しかもそれが実際に形となって現れたのだから。

今年の庄助CUPでは優勝めざして…とまでは口がさけても言えませんが、 前回の一昨年よりは間違いなく上積みがあるはず。 期待してて!


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K&T Original