Fishing Report
西湖バスはプライスレス … 西湖(6月8日)
天候データ
天気:曇り 風:弱→無 気温:17℃前後 水温:未計測
![](./080608-11.jpg)
結局降りそうで降りませんでした
前回の釣行で水郷をやっつけた(?)ので、
いよいよ西湖に行ってみました。
何年か前からずっと行ってみようと思いつつ、なかなか足が向かなかった西湖。
久々の関東初フィールド探索です。
〜 300円の重み 〜
![](./080608-02.jpg)
赤い方が女性用
富士五湖方面自体もすごく久しぶりで、行き方をすっかり忘れてましたよ。
たぶん中央道が正解ですよね?
何故か無意識に東名川崎へ来ちゃってました(汗)
そのまま東名〜富士五湖道路経由で西湖入り。
着いたのはまたしても9時ごろ。
最初に入ったのは西端部の根場浜。
ここのレストハウスで入漁券を購入しました。
男性600円、女性は半額の300円
なんかうらやましい…
さて初めての西湖。私のイメージは一言で言うと、
「水の綺麗なでっかい野池」
ウィードフラットがパーッと広がっていて、
そこをメタルバイブとかシャロークランクとかでガンガン打ちまくる。
そんなイメージでした。
![](./080608-03.jpg)
どうするよこれ…
ところが…
最近ちょっと濁りが入ったという水質は、イメージしてたほどクリアじゃない。 しかもウィードも全然ないし、まずシャローが少ない。 足元からズドーンと深くて、 どちらかというと岩盤系リザーバーといった雰囲気。
なのでポイントとしては足元全般。
だけど、ここを巻物系でトレースしても、
イマイチらちが明かない。
![](./080608-04.jpg)
北岸を東方向に進んでいって、
もうこれ以上行けないなという所でようやくウィードスポットを発見。
すぐさまスピニングに持ち替えて…
と思ったら、相方がいつの間にかそれを使ってて、
しかも釣り上げてるし…
「わーい、300円分釣れたw」ってオイ!
〜 600円の重み 〜
一ヶ所にあまり時間を掛けすぎてもなんなので次へ移動。
たぶん「小ジラ」と呼ばれるワンドへ
岸際が土質のシャローで、その先にストンと明確なブレイクがある。
その辺りにウィードがあればベイトも溜まりやすそうだと期待したものの、
こちらもそんな様子はなし。
一通りメタルバイブでチェックして、さぁ次行こうか…と振り向いたら、 またこの絶妙なタイミングで相方が釣り上げてる。 しかも今度のはデカイし…
![](./080608-06.jpg)
![](./080608-05.jpg)
ブレイク沿いをスプリットショットでずる引きしていたら、ずーんと重くなったんだと。
「わーい、600円分だw」って…なんか悔しいデス(>_<)
〜 実はモンスターレイク 〜
![](./080608-07.jpg)
なんかなつかれちゃったみたい
お昼はレイクサイドキャンプ場近くのレストラン、花しのぶさんへ。
実はここのご主人はJBプロで、
西湖で数々の60UPを釣り上げているお方。
写真を見せていただきましたが、西湖にこんなのがいるとは…
さて、午後一は西湖の東端、東電のポンプ小屋へ
どちらかと言うと私のイメージに近い感じではあったんだけど、
シャローには全然生命感はなく、
小屋などのストラクチャー周りではギルバイトのみ。
ところで、この日は妙にヤマベ釣りの人が多いなぁと思っていたら、
どうやら大会だったみたいです。
それがこの頃にちょうど終了時間を迎え、急にひっそりと…
そこで、さっきまでにぎわっていたガレ場を覗いてみると、
ちょこちょことバスの姿が。
アイシャッドをスーッと引いてみると、周辺からワラワラ!!
![](./080608-08.jpg)
小バスの向こうにすんごいのが…
アイシャッドは今年から使い始めたんですが、 実は本来の使い方、つまりこの表層棒引きを やってみたのは今回はじめてなんです。 これすごいですね。この集魚力、久々に驚きました。
しかし残念ながらトップで出るとまでは行かず、また止めて沈めるとすぐ見切られる。
そこでアイシャッドで寄せといて、常吉のスイミングでフォロー。
沖目から泳がせといて、石に当たった瞬間に
スッとテンションを抜いてやると一撃でした。
ただバイトの瞬間が見えちゃうもんで、
早あわせ気味のすっぽ抜けが多くてドギマギ。
なんとか2本はキャッチできて、とりあえずひと安心です(汗)
な〜んて小バスと戯れていると、時々目の前を
モンスター級のバスが悠々と!!
先週50upの魚体を手にしたばかりだから、
あれがそんなどころのサイズじゃないのは良く分かる。
ほんとに西湖はすごいのがいるんだね。
ただ、全然ワームには見向きもしてくれなかったけど…
〜 600円どころではない 〜
600円の元は取った(?)し、すごいのも見れたし、 ひとまず初挑戦としては十分でしょ、と思いながら、 湖を一周して再び根場浜へ。 朝はヤマベ釣り師で賑わっていた流れ込みまわりはどうかなと。
幸いまん前がぽっかりと空いていたので、長靴の利を活かしてそろりそろり。
横に張り出したサンドバー沿いを常吉でずるずると引きずってみると、
何かに引っかかったような重みが。
???と思ってそのまま竿を持ち上げてみると、あれ、動いた!?
![](./080608-01.jpg)
んんん?今度は何!?
![](./080608-09.jpg)
「魚だっ」と分かった瞬間、「もしかして2週連続?」と思わせるその重み。
しかし魚体が見えた瞬間、「あぁそんなでもないや」と言ってしまう憎らしさ(^^ゞ
ヒレこそボロボロのどアフターだけど、でっぷり太った46cm
いやもう600円分と言わず、年券分ぐらい釣った気分ですよ。
あっ、言い過ぎました…
〜 まとめ 〜
今回初めて訪れた西湖
終わってみてのイメージは、やはりリザーバーに近いなという感じです。
岸際に延々と明確なブレイクがあるドン深な地形。 それでいて橋脚とか立ち木とか桟橋とか、そういう明確なストラクチャーが極めて少ない。 だから岸際のちょっとした岩、ちょっとした張り出しがすごく重要なポイントになる。 これは通い詰めた土地勘がないと相当厳しいなぁという印象です。
![](./080608-10.jpg)
ですが釣果の方は2人合計7本、うち40up2本と、 我々としては出来過ぎなくらい。 いかにこの湖のコンディションがいいかが分かります。 そりゃあんなデカイのもいるはずです。
湖の状況としては、まだミッドのバスが多く見受けられます。 釣れた2本の40upの魚体をみても、 まだアフター回復途上といった感じですね。 ところどころで表層を泳ぐベイトの群れを目撃しましたが、 まだボイルとかはほとんどありませんでした。 トップや巻物系への反応は鈍く、どうしてもライトリグ中心の スローな組み立てに分があるようです。
ただ、この時期のバスには特に明確な「好み」みたいなものが、
はっきりと表れるような気がします。カラーとか動きとかレンジとか。
「ただライトリグ」というわけではなく、
手を変え品を変えで試してみると、何かいいヒントが見つかるかもしれません。
クリアレイクならではの楽しみですね。
場所 | ルアー | サイズ |
---|---|---|
光岩 | スリックワーム(オレンジ)DS | 30cm 1本 |
小ジラ | アイシャッドLC(ダークサンダー)SP | 42cm 1本 |
東電脇 | スリックワーム(オレンジ)DS | 20〜30cm 2本 |
根場浜 | スリックワーム(オレンジ)DS | 46cm 1本 20〜30cm 2本 |