わかさぎ便り

Wakasagi Information

いにしえに習う?わかさぎ釣りの教え…松原湖(2月21日)

2月21日 天候データ
天気:小雪のち晴れ 風:無 気温:−7℃(朝6時) 月齢:7.5 小潮

完全復活!
なんてことを前回言うからこんな目にあうんですよ。 今日はいろんな教えをいただきました。


宝の持ち腐れだね

〜 ○○と魚探は使いよう 〜

条件的にこれといった決め手のないこの日、 朝イチのポイントは"とりあえず"で前回良かった稲荷前へ。 しかしこの日の渋さは想定以上で、 朝の2時間はなんとわずか10匹!

決め手がないならせめて魚探で確認すべきだった…

というのは後の祭り。 そう、実を言うと今までも朝イチのポイント選びで魚探をかけたことないんです。 だって早く釣り始めたいじゃない(^^ゞ
勘を頼りの一発決めで、それでも何とかなってたんだけど… っていうか何のための魚探なんだか。


〜 渋り目に祟り目 〜


在りし日の‘10年No.8
初のテーパー仕上げだったのに…

あまりの釣れなさに相方はすっかりふて寝してしまったので、 しかたなく一人露天の旅へ。もちろんwith魚探。 各所を調べてまわると一箇所だけ反応の良い場所があって、 試してみると即アタリ。最初からこうすれば良かったんだよ…

風もなく日差しも暖かだったので、調子にのって露天を続行。 しかし気温は思いのほか低かったようで、 ガイドやラインがあっという間にカチコチに。 それが巻き上げ時に引っかかって、 大事な穂先の先端がポッキリ逝ってしまいました(T-T)
まさに踏んだり蹴ったり。

〜 釣果は寝て待て? 〜

これ以上の犠牲を負うわけにはいかないので、 相方を起こしてテント移動を決断。

私の釣り
釣り方電動1丁 ミャク釣り
穂先自作穂先 トンキン竹‘10年No.8
 → 自作穂先 トンキン竹‘10年No.6
リール自作電動 KT伍型
道糸Berkley Fireline Crystal 3lb(0.5号)
仕掛けカツイチ サーチゼロ(朱留) 秋田狐0.5号 7本針(2本カット)
下針オーナー 金渋り 秋田狐0.5号
オモリ1.75g→2g


相方の釣り
釣り方電動1丁 ミャク釣り
穂先自作穂先 トンキン竹‘10年No.7
リール自作電動 KT伍型
道糸Berkley Fireline Crystal 3lb(0.5号)
仕掛けオーナー 渋りワカサギ 秋田狐0.5号 6本針
下針オーナー 金渋り 秋田狐0.5号
オモリ1.75g


エサラビットウォーム
水深6.5m

移動直後は落とせば釣れる状態。 何でもっと早く移動しなかったんだって感じだけど、 それも束の間、お昼過ぎにはまたパッタリ

魚探の反応はまずまずなので、また移動ってわけにもいかない。 相方が再びふて寝に入ると、そんな時に限ってアタリが。 で、あわてて誘い始めるとまたパッタリ。 諦めて手を休めるとまたアタリ。んっ?

前回もちょっと書いたけど、 どうも今年のパターンとして誘い過ぎるのはあまり良くないみたい。 渋くなるとその傾向はさらに顕著で、 こうなるとむしろ何もしない方がいいみたいなんです。 なのでアタリがなければ次やることはただ一つ、エサ換えのみ。


じっくり待つのです 氷の上にも三年!

投入直後はあたる確率が高いのでここは集中!(といっても何もしない) 10秒ぐらい待ってアタリがなければ、 再度エサの存在をアピールする意味で2、3度大きく仕掛けをあおる。 このあおり方にもパターンがあって、 ゆっくり上下するのが良い場合と、強く引っこ抜くみたいにした方が良い場合があるみたい。 前回は後者の引っこ抜きパターンが百発百中だったんだけど、 この日はどちらかというと前者だったかな?

さらに面白いことに、散々誘って出したアタリはそれ一度きりで終わることが多いのに、 この待ちパターンで出るアタリは必ずすぐに2回目があるんですよ。 リアクションで思わず口を使ってしまったのと違って 本気で食う気の魚だからなんでしょうかね? おかげで高確率であわせることが出来ました。

2時ぐらいからこのパターンに気づき、そこから再びペースアップ。 最後はエサ切れで残念ながら束までは届かなかったけど、 朝の撃沈を考えれば良く持ちこたえた方ではないかと。 この日は他にも面白い発見があったんだけど、 色々すぎるのでまた次回。 松原湖の氷上シーズンもあとわずか。何とか一花咲かせたい…


本日の釣果
ポイント時間サイズ匹数
稲荷前→松原館沖8時〜16時半3〜6cm 私 80 相方 37

'09-10 Season



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