わかさぎStyle
KT零型(2006年モデル)
〜 全体概略 〜

普通の釣り竿のように、グリップ部とリール部とに分けて作成。
リールに失敗しても普通の手巻きをつけたら使えるというもくろみ…
グリップ部は漆の研ぎ出しや籐を巻くなど無駄に凝ってます。
駆動はモーター軸に取り付けたゴム管をスプール側面に直接押し当てて回す
ギアレス方式
スプール部はリール本体に一点でネジ止めされたスイングアームの上に取り付けられており、
これを動かすことでスプールがモーター軸から離れ、仕掛けが落下する。
〜 スプール部詳細 〜
スプールにはプラスチック製のミシンボビンを使用。
これにベアリングをはめ込んでシャフトを通すわけですが、
ベアリングの外輪とスプールは接着剤で固定するとして、
内輪とシャフトの固定方法が悩みどころ。
それを簡単に解決してくれたのがミニ四駆用パーツ
17mmアルミベアリングローラ(定価 2個セットで500円)


ラジコンやヨーヨーのパーツもあり
ベアリングの内輪だけを固定してくれる特殊なスペーサーがセットになっているので、 あとはペアリング入りのローラーをボビンに接着し、 このスペーサーとネジで固定すればスプールが完成。
〜 良い点 〜
− ギアレス式はとにかく静か −
ギア式のあの「ギュイーん」って音は、特にドーム船では注目の的。 その点ギアレス式は機構的にシンプルだし、心配だった巻上げ力も全く問題ないし、 やっぱ静かなのにこした事はないです。
− 単純オートストッパーは意外にも超優れもの −

写真ではちょっと見づらいですが、本体の先端についているプラ板に穴をあけただけのガイドがそれ。 本当はマイクロスイッチを使ったよくある機構をつけるつもりだったのですが、 とりあえずでつけたこれで十分機能しちゃいました。 巻き過ぎるとうまいことしなって止まってくれます。
実にシンプルで画期的なアイデアだと思っていたのですが、 実は疾風のオプションパーツですでに同じものがありました。 無念…
〜 問題点 〜
− 完全手動式アーム −

握りで調整あるのみ
スイングアームは単に本体にネジ止めされているだけで、バネ等の機構は一切ありません。 なので仕掛け巻上げ時は本体を握ったときに人差し指の付け根あたりでアームを押し、 それでスプールとモーターのあたり具合を加減します。
まぁなれればこれでも良いんですが、最初のうちはちゃんとあたってなかったり、
あてすぎて回らなかったり…
− 電動マッサージ器? −
最初の写真でも分かると思いますが、モーター軸を押しあてている位置が スプールの中心軸から少しずれています。 なのでモーターを回すと振動が発生し、1日使うといろんな所のネジが緩んでしまいます。
特にアームと本体は本当に単にネジとナットで止めているだけで、 締めすぎると全く動かなくなってしまうので、はじめから少し緩めにしておく必要があります。 なんでこれが使っているうちにバラバラと外れていって、 まるで"ルパン三世の車状態"でした…