From Editor
ふと足元を見てみれば
〜 こう見えても川なのだ 〜

通勤途中の川
スッポンの安否確認が日課
昨年引っ越してから、毎朝駅まで20分ほど自転車で走るようになって、 そのおかげで身近なエリアでの思いがけない発見が増えています。
中でも驚いたのは、ここ川崎の中部エリアには意外と小さな川や水路が多いんです。 それらはコンクリート護岸されたいわゆるドブ川なんですが、 いやいや侮るなかれ、鴨や鯉、よく見ると白鷺やらすっぽんやら、 はたまたグッピーまで…
まぁ一部不自然なのも混じってますが、
結構生命感にあふれているし、別にドブ臭くもないし。
都会の川も結構変わってきているのかな?
〜 きっかけはやっぱり釣り 〜
ウチではスカパーで釣りビジョンを見ているのですが、
その番組であの村上晴彦さんがバス釣りそっちのけで
テナガエビ釣りに没頭するシーンが良くあるのをご存知でしょうか?
私はてっきりある限られた地域にしかいない生物だと思ってその時は見ていました。
それが最近放送された「スモールゲームス」という番組で、
都会の川でのテナガエビ釣りが紹介されていてびっくりしました。
もしかして…多摩川でも!?
すかさず「テナガエビ 多摩川」で検索。
すると出てきた出てきた、やっぱ釣れるんだ!
そうと分かれば早速行ってみるべし。
〜 やっちゃいましょう 〜

六郷水門前
台風後で土茶濁り
最初に出かけたのは台風通過直後の7月16日
案の定の土茶濁りで、結局全然釣れませんでした。
ただ、周りにそれらしい釣り人がポツポツいて、
「今日は濁ってるからダメだねぇ」って声をかけてくれるおじさんもいたりして、
まんざらやってることは間違ってないのかなと。
で、懲りずに1週間後
明らかに水質が良くなって、底近くまで丸見え。
がしかし、テナガエビなんてそんな簡単に見つかるはずもなく…
とりあえずそれらしいところに釣り糸をたれてただボーっと。
それから待つこと数時間、だんだん潮が満ちてきました。

京浜東北線の鉄橋下で
あぁ、だいぶ水面が近づいてきたなぁ

枝じゃなかったよ
なんて、ふと足元に目をやると、 護岸の隙間からなんか枝みたいなのが2本べローンと出ている。 なんだこれ?と思ってちょっと腰を上げてみると、 その枝がファーッと出てきて沖に逃げた。
うわっ、テナガだ!!
慌てて逃げた方に仕掛けを落としてみる。
と、すぐにウキがサーッと横っ走りした。
テレビで見たとおりそーっと慎重に糸を張ってみる。
するとビンビンッという小気味よい、いかにもエビチックな波動が。
記念すべき初テナガキャッチの瞬間でした。
〜 まずはイメチェンから 〜

なかなか可愛げ
でも翌日はビールのお供…
あの一匹からテナガエビの居場所がなんとなく分かって、
それから水中を眺めてみると、
実は目の前にいっぱい居たんだってことに気がつきました。
身近なところってホントに見えてないんですね。

とにかく一度来てごらん
今回の釣行で、多摩川なんて都会の川、
わずか数年前は「死の川」とまで言われたこの川が、
実はこんなに綺麗になっているのを知って驚きました。
ただ、水が綺麗になって公園が整備されても、
相変わらず水辺のゴミのポイ捨てが多いのも気になりました。
どうせ多摩川なんて汚い川だから…
もしかするとそういうイメージがこういった行為を止められないのかもしれません。
通勤だったり釣りだったり、皆さんもそんな日ごろの活動から是非一度身近な場所に目を向けてみてください。実は意外な発見があって、何かが変わるかもしれませんよ。
テナガエビ釣りなどの多摩川の情報ページを作りました。
多摩川通信をご覧ください。