From Editor

編集後記

〜 いま一度、鉄道ネタにお付き合いください 〜

さて翌日
早々にテントを撤収し、再び千頭駅へ。 アプト式鉄道でいよいよ井川に向かいます。

奥の建物の向こう側も駐車場
駅のすぐ横にある道の駅
音戯の郷の駐車場が利用できる
かわいいけど力強いディーゼル機関車
南アルプスあぷとライン
でもここはまだアプト式じゃない
このステッカーあったら売れそう
“SYSTEM ABT” なんかカッコイイよね!

ところで、さっきからこの「アプト式」って一体なんなんでしょ?
その答えはアプトいちしろ駅で分かります。

元々は発電施設開発のために作られたこの鉄道。 そのため沿線にはいくつものダムがあるのですが、 そのひとつ、長島ダムが建設される際、 アプトいちしろ駅より先の一部が水没してしまうことになったのです。
そこでダムより高い位置に新たな路線をつくり、 そこへと一気にのぼる日本一急勾配の鉄道が生まれました。

アプト式鉄道は、レールの間に敷かれた歯車を使って急勾配をのぼる鉄道のこと。 このアプト式機関車の連結、切離し作業をアプトいちしろ駅で見ることができます。

アプト式区間だけは電化されてる
アプト式の電気機関車
レールの間に三相の歯車が見える
斜度1000分の90 つまり9%ってこと?
後ろから力強く押し上げる機関車
写真では解りづらいけどすごい傾斜
一番人気のビュースポット
レインボーブリッジを渡り奥大井湖上駅へ
ここで降りる人が多かった

千頭から井川までは1時間45分。 ダムあり、鉄橋あり、秘境駅あり…
イベント盛りだくさんで、あっという間の乗車時間です。

〜 最後の冒険 〜

これはこれで語ると長い…
高さ100mを超える井川ダムは
国内初の中空重力式コンクリートダム

列車を降り、駅を右手に出ると例のがけ崩れ。その先にダムがあって船着場へ
…なんですが、今回は左手へ!?
と言うのも、井川湖が減水していて渡船は運休中なんだそうです。

実は道路の復旧を知ったあとに、このことも聞いていたんです。 だけどこればっかりはいつ再開するか分かんないし、 もうこの際歩いて行けばいいかなと。 まぁ要するに道路の復旧を待った意味はなかったわけです(^^ゞ

そんなこんなで森を抜け、川を越え、吊橋を渡り… (あっ、普通の道ですよ)
ハイキング気分で歩くことちょうど一時間、やっとこさ井川本村へ。 海野さんのお宅を訪ねると、やさしいおばあちゃんが迎えてくれました。


えほんの郷のすぐお隣

おばあちゃんの語りべも楽しい

メンパを知ってから実に17ヶ月。 長かったような短かったような…
毎日相方にお弁当を作ってもらっている私。 もちろん今はこのメンパ。 不思議とご飯がおいしいんです。

〜 また待ち遠しい井川の旅 〜

さて、当初はメンパを受け取りにいくだけのつもりだった今回の旅。 それがいつのまにかすごい膨らんじゃいました。 キャンプあり、温泉あり、ダムあり、鉄道あり…
気がつけば肝心のメンパの話が薄れてしまいましたね(汗)
メンパは軽くて丈夫で収納性もいいので、次はキャンプ用に丸型を注文しちゃおうかと思ってます。

井川にはまだ「南アルプス登山」という大きなイベントも残ってるし、 それに白樺荘の温泉とか畑薙ダムとか…
また受け取りに行くのが楽しみだなぁ。


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