へら釣り日誌

Hera Fishing Diary

8月14、15、17日(お盆休み) 相模川六つ倉池(千代田下)

見失いかけたトロロの釣り。
あのリズムを再び呼びもどすべく、試行錯誤で釣りこんできました。 いろいろわかった気がする3日間。ちょっと長文かも…

14日(初日)の天候データ
天気:曇り時々小雨 風:弱 気温:31℃(意外と涼しい) 水温:未計測

「お盆は釣りしちゃダメ」みたいなのありませんでしたっけ? そんなのおかまいなしで釣り場は混んでましたが、初日はなんとか下流域に入れました。

釣り方9尺 浅ダナ トロロセット
道糸1号
上針バラサ7号  ハリス0.4号 5cm
下針とろ掛け5号 ハリス0.3号 23cm
ウキかちどき Sシリーズ PCムク 6号


バラケ@マッハ 2 + 段バラ 2 + 冬のバラケ 1 + 水 1
バラケAマッハ 4 + 冬のバラケ 2 + 水 1
トロロヒゲトロ 1包 + 水 適量 + とろ選 少々

なにが悪いのかなぁ〜

この日も開始早々からいきなりズバッ、ズバッ!!
ここのところ魚の活性はすこぶる良くて、 それなりには釣れちゃうんだけど相変わらずリズムは悪い。 ウキが立った瞬間に引き込まれたり、明らかに待ちすぎで放ってたのに突然食ったり。 完全なうわずり状態。

とにかく良かった時の配合に一旦戻そうというところでバラケA。 まとまりが良くなったおかげでウキが落ち着いて、これでようやくぼちぼち。 だけど肝心の決めアタリは少なく、ビシッと決まったと思ったらダンゴを食ってたり。 やっぱり両ダンゴ?

初日の釣果
11時〜15時9尺 浅ダナ トロロセット… 8枚
15時半〜16時半11尺 浅ダナ 両ダンゴ… 4枚



15日(二日目)の天候データ
天気:晴れ 風:弱 気温:32℃(蒸しっとくる) 水温:未計測

このところの好釣果でだいぶ混雑してきたこの釣り場。 この日はとうとう下流域に入るスペースがなかったので、仕方なく久々の中流域へ。 2ヶ月ほど前は超クリアで全く魚っ気のなかっただけに、 半ば諦め気味のスタート…

釣り方11尺 浅ダナ 両ダンゴ
道糸1号
上針バラサ5号 ハリス0.5号 23cm
下針バラサ5号 ハリス0.4号 30cm
ウキかちどき 浅ダナ両ダンゴ用 中パイプ 7号


ダンゴ@グルバラ 2 + 水 1 + マッハ 2
ダンゴA浅ダナ 2 + マッハ 2 + 水 1 + 冬のバラケ 1
ダンゴBグルバラ 1 + 浅ダナ 1 + マッハ 2 + 水 1 + 冬のバラケ 1

ところが、そんな不安は一投目で晴れました。
適度な濁りは入ったものの相変わらず魚がいないのは丸見えな状況でしたが、 エサ打ちとともにどこからともなくワラワラと。 下流域と全く遜色ない反応です。


野釣り感覚が味わえる中流域 やっぱいいねぇ〜

この日の釣り方は両ダンゴ
実は前日の最後にちょこっと試してみたのですが、 セットで苦悩する私にはこれが合ってたみたい。

セットの釣りは「食わせと寄せの要素を切り離して考えられるから簡単だ」っていう意見が多いと思うんだけど、 逆にそれで釣れないと悩まなきゃいけないことが倍になる。 その点、両ダンゴは一つのエサしかないから、頭の整理がつけやすかったのかも。 サワリがなければエサが少ないんだな、カラツンが出たら吸い込みにくいんだな、みたいな。

今日のダンゴは3パターン。 @は重さがあってタナを落ち着かせやすいんだけど、ちょっとサワリが少なすぎたかな。 Aはちょっと前まで良かった軽いタイプ。このところは活性が高いので上ずりやすいかな。 といわけで間を取ったのがB。間を取っただけあってちょうど良さげ。

エサ付けも配合も、どちらもシンプルに考えることが出来たこの日。 ウキの動きもうまくコントロールできて、 こんなに一日まんべんなく釣れたのは初めてだったかも。

二日目の釣果
13時〜17時11尺 浅ダナ 両ダンゴ… 12枚



17日(三日目)の天候データ
天気:晴れ 風:弱 気温:30℃(爽やか) 水温:21℃

両ダンゴをやってみて気づいたこと。 両ダンゴのもっと食べやすくなったのがトロロのセットだって考えればいいんじゃなかろうか?

釣り方11尺 浅ダナ トロロセット
道糸1号
上針バラサ7号  ハリス0.5号 7cm
下針とろ掛け3号 ハリス0.4号 15cm
ウキかちどき 浅ダナ両ダンゴ用 中パイプ 6号


バラケグルバラ 1 + 浅ダナ 1 + マッハ 2 + 水 1 + 冬のバラケ 1
トロロヒゲトロ

今日も獲物を狙うこのお方
置き物かと思ったよ

注目すべきはバラケの配合。 そう、2日目の両ダンゴと全く同じなのです。 「バラケ」なんて言うから難しく考えちゃうわけで、 要はダンゴでも食っちゃうぞって魚に、 もっと吸い込みやすいモノを目の前に差し出してやるのがこの釣りなのかな。 って、ちょっと前にも同じこと書いてるじゃん!

そこでキモになるのがハリスの段差。 ハリスワークは長さを「長くする/短くする」という考え方ではなくて、 バラケとの段差を「広くするか/狭くするか」という感覚が大事なのかも。 つまりはバラケを食べちゃおうかと近づいて迷っている魚たちの 「目の前」ってのがどの高さなのかを意識するってこと。
まぁこれだけクドクド書いておけばもう忘れないぞっと(笑)

午前中はかなりリズムが良くて、1時間少々であっさりと10枚。 午後は魚の寄りがよくなって、 ひどい上ずりで苦戦したのがちょっと惜しかったな。 でも今日はサイズがすごく良かったし、 何より長年の目標だった20枚を超える事ができたので満足!

初日の釣果
10時半〜17時11尺 浅ダナ トロロセット… 21枚

'09 Diary



一覧へ
目次