Fishing Report

釣行レポート

8月1日の天候データ
天気:晴れ 風:中 気温:日中34℃ 水温:28〜30℃

〜 8月1日その1 紙一重 〜

池原5日目、釣行最終日。
もう数は十分、あとはサイズを狙うだけ。


本来うれしいサイズなんです。ハイ

とはいっても、デカバスに出会うためのヒントは何ひとつ得られてない。 朝5時の出船とともに、ひとまず備後筋へとバウを向ける。 唯一、初日に目撃したモンスターをあてに上流域へ。

がしかし、スポーニングシーズンでもないこの時期に、 そういつも同じ場所に同じ魚が居るはずもなく…
しかもこの日もトップにはほとんどチェイスもなし。 とりあえず居るであろう岩盤にライトリグを沈めてアベレージサイズをキャッチするのみ。

備後を諦めて前鬼方面へ
とその前に、備後の下流域でちょっと気になっていた立ち木へ寄り道。 ここでスイムベイトをキャストすると…

来た! 追ってきた、しかも2本!!
そのまま争って食っちゃえっっ!

ってところでもう引きしろがない。
ホントあと一歩、この一歩が遠い…


まぁそれなりのルアーで

〜 8月1日その2 ロクマルの生る木 〜

午後は前鬼へ
朝イチのバックウォーター以外はほとんど釣り人は居ないし、 備後と比べて透明度がだいぶ低いので、見切られにくいのではとの思惑。 が、その分こちらからも魚の存在が見えないので、 果たしてチェイスがあるのかどうかすら分からない。


釣れてしまうだけにやめられない

そうこうしているうちに風が強くなって、 ボートポジションもままならなくなってきた。
そこでもう開き直って岬の風裏側にボートを着けてしまい、 そこから風の当たっている側へダウンショットをキャスト。

サイズ狙いでワームをスリックワームからなつかしのスーパーライブスティックへ。 が、釣れてくるのはやはり精々35cmまで。

このままではちょっと期待できそうになかったので、 少し風が弱まったのを機にこの場を離脱。やはりスイムベイト系に賭ける。

とその1投目、いきなり出た!

風が吹いて状況が変わったのか、急にやたらと表層への反応が良くなっている。 白川筋の下流域を軽く流したのち、満を持して午前中の備後の立ち木へ。
が、そこには先行者の姿が…

仕方なく対岸の岩盤を流しつつ様子を伺っていると、 すぐ真横でエンジンを止めて近づいてくる一艇のボートが。 一体なんなんだと思って振り向くと、なんとボート屋さんでした。
そこで、ラストはボート屋さんのガイドで「ロクマルの生る木」巡り。 もうこれ以上ないシチュエーション。そして…

とてもロクマルなんて届かないサイズ。 でも最後の最後、独特の緊張感の中で釣り上げたこの一本
「プライスレス」って言葉はこういうときに使うのかも

今回、3度目の正直でリベンジに燃えた池原釣行。 ところがふたを開けてみれば思わぬ入れ食いだったりして、 正直ちょっとびっくりでした。

がしかし、ここは聖地池原。やっぱりモンスター釣りたかったですね。

とは言え、普段だったら40前後でも十分良いサイズなのに、 さらにそれをはるかに超えるサイズを狙うってのはただ事ではないです。 なんというか、やっぱり普通の場所で釣りするとは ちょっと違うタックルバランスと感性が必要な気がしました。 デカイ魚を狙うのに、ワカサギを釣るような神経が要求されると言うか…
でも実は普段からそれを実践していれば、 普通にいいサイズがもっと釣れるようになったりするのかな?
池原は自分の釣りにいつも鮮烈な刺激を与えてくれる自然の師匠。 なんだかそんな存在になっていきそう、そう感じた今回の遠征でした。

30日の釣果
場所ルアーサイズ
備後筋上流域
前鬼筋他
フリックシェイク5.8”(ウォーターメロン)JW
スーパーライブスティック5”(パープルウイニー)DS
30〜35cm 数本
備後筋下流域 ダイイングフラッター(CD) 39cm ラストの1本!

広告効果を身をもって体感

〜 まとめ 〜

翌日の帰り、せっかくだから池原初バスゲットを祝って松阪で肉食おう! って話になったんです。 でも、いくら松阪でもそんな急に行って都合よくいい店が見つかるかなぁって思ったんですが… 全く心配無用でした。

もう松阪の100kmも手前から「松阪牛!」の看板。 そして市内に入ってからは、 「カーナビかよっ!」って思わず突っ込みたくなるぐらい、 電柱一本一本にまぁ見事なまでの矢印案内。
そこまでされたらもう参りましたって感じでたどり着いたのは、 松阪でも一二を争う超有名店「牛銀」
さすが元祖ブランド牛! 味も、そして値段も
池原に行った際は是非どうぞ。

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