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'07 Report



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Fishing Report
釣行レポート
5日の天候データ
天気:晴れ 風:中 気温:朝4℃ 日中17℃前後 水温:11℃(上流域)〜13℃(下流域)

5日その1 じらすなぁ池原

アルミいっぱ〜い
え〜、長らくお待たせしました。 ようやく実釣です。

今回お世話になったのは、キャンプ地から最も近いところに桟橋がある バッシングポイント池原さん。 実はご主人は大のG.Loomisファンということで、 いきなり話が弾んじゃいました。

そんなこんなで8時過ぎにスタート。 まずはエレキでちょっと進みながら魚探の操作。

う〜ん、なんか水深表示が変だなぁ
んんっ?もしかしてこれって…あってるの???

なんと表示された水深は70m!
ちょっとびびりながら目の前の岬へと近づいていくと、 もうホント岸べったりでようやく10m台。 これでこの時期はディープですってことになったらどうすりゃいいの?

なんて戸惑っていると、その脇を無数のベイトの群れがさぁーっと通り抜けていく。 思いがけないいきなりの生命感。 あの瞬間、俄然シャローでやり切ってやる! なんかそう思えたのかも。

桟橋のあるダムサイト付近を軽くチェックした後、いよいよ上流へ向けてエンジン始動。 今回お借りしたボートは15馬力。 今まで10馬力までしか操船したことがないので、それと比べるとめちゃくちゃ速い。 なんか自分がちょっとカッコ良くなったかのような錯覚に陥ります(笑)


さて、池原には北に延びる白川筋、前鬼筋、東に伸びる備後筋、 備後筋から北に分かれる坂本筋の大きく4つの筋があります。 この日はまだ昨日からの北風が少し残っていたので、 これを避けれるであろう備後筋へと向かいました。

桟橋から10分ぐらい走ったでしょうか、 ようやく坂本筋との分岐点の赤い吊橋が見えてきました。

あっ、この風景…見覚えがある!
ほら、10年前の初エントリーの岬。 たぶんここですよ。

ここって ここでしょ


そんな思い出に浸りながら、岬の対岸の岩盤&立ち木をチェック。 あの時は鮎ボウルやら巨べらボウルやらに包囲され、 池原の大自然に圧倒されたのですが、 今回はただ静寂に包まれて…

さらに上流へ。 いくつものカーブを折れ、次第に川筋も狭まってきました。

と、ここでふとエンジンを停止。 ここまで無数にある立ち木群の中で、ちょっと目に留まるポイントを見つけたのです。 日当たりのよい南向きの岩盤、アウトサイド、 そして背後には北風をブロックする高い山。
早速スピナベをキャストすると、いきなり無数の魚群がっ!

んんっ? なんか細い!?

もう一度キャスト。
するといきなりバイト! 乗らないっ!
またっ! 乗ったっ! はずれたぁ…
小さかったけど、今のは明らかにバスだった。

と、今度はすぐ横で小さなボイルが始まる。 慌ててバズビルミノーをキャストすると、一発でヒット! が、しかし、その正体はこれ。



実はこの辺り、まぁとにかくウグイが多い。 いやホント半端なく多い。 トップ系やブレード系を引いてくると、大群でチェイスしてくるです。

ところがこの巨大ベイト達に時折バスも混じってくる。 これはもうチマチマやるより、 力のあるルアーで強引に引っ張り出す方が早いって感じ。

そこで取り出したのがビッグバド。
えっ、この時期に!?って感じですけど、これに40upがついて来る。

続いてトリプルインパクト。
これを岩盤沿いに引いてきたら、うはぁぁっ、今度は50クラス!!

よく菊元さんや奥村さんらがビックベイトとか投げまくってるのを見て、 ただ「ふ〜ん」と別次元の話のように思っていたけど、 なんかここに来るとそれがものすごく理解できちゃう。 1/2ozのスピナベでさえまどろっこしくてやってられない。 マッドペッパーマグナムなんてシャロークランクだよ。

とにかくすべてのスケールが違う! こいつはすごいことになってきたよ!!



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